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霧でホワイトアウトした幻想の湖◆十勝帯広&然別湖・2014年08月

 2014-08-20
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霧がどんどんボートに迫ってくる。それは「忍び寄る気配」という感じで、
霧と言うよりも何か不思議な白い生物のように動き、さまよい出てくるのだ。
徐々に視界がホワイトスクリーンに覆われ、回りの全てが「進行形の水墨画」の中に埋没していく。。
そして完全に白以外には何も見えない、ホワイトアウトした世界の中に入った。

これだ! これが見たかったのだ!
陸上ではなく、波間に浮かぶ「夢幻域」のようなボートの上で・・・。

先日、夏休みを利用して行った北海道から戻ってきた。
日中は日差しの下に居ても心地良く、皮膚が喜んでいるのが分かるぐらい。
まさに子供の頃見た、「正しい麦藁帽子の夏」がそこにはあった。
東京はまだまだ超不快な蒸し暑さが残っているけど、たっぷりと充電してきたので、
何とかこの猛残暑を乗り切れるだろう、と(笑) 

今回は帯広での連泊を基点として、間に南大雪山に位置する然別湖に3連泊。
トータル12日間で、たっぷりと十勝という大地を堪能してきた。
感じた事、書きたい事は山のようにある。

そして昨年の夏に行ったイギリス縦断の旅と、
風土的にもとてもオーバーラップしていたのが興味深い。
似てるようで全然違う。違うようでいて、とても似ている。
その差異を感じることが面白いし、また再度イギリスを想える。

今年の夏は様々な諸事情で『定番の夏のヨーロッパ』が出来なかったけど、
この12日間で北の大地で得た「喜び」は、それに匹敵するほど大きかった。
旅のテーマは無限にある。
今は11月パラオ(他)で、久しぶりのジープ島以外の海外ダイブの線を狙っている。
それだけに、この「旅の力」で、自分自身の「内なる線」を繫ぐ探索をしていきたい。


湖に手漕ぎボートで繰り出し、静かに波間に浮かんでいる事が好きだ。
それも人工的でちっぽけな湖ではなく、原生林に囲まれた広い原始のままの。。

まずは真ん中近くまで行き、人工物を遮断し、全ての「事」から逸脱する。つかの間の仙人。
そこに霧が架かってくれたら、こんなに嬉しい事はない。
目に見える「対岸=現実」からも離れ、完璧に孤立(自立)できる。
浮かんでいる小さなボートと小さな自分。そして最小限の荷物。
まさにイメージとしての「究極の原点」に戻れる。

そこで何を感じるのか? 何が去来するのか? 何を想うのか?
そんなシンプルでライブな状況を味わえる贅沢なんて、他にはない。
「ハイパー・クールシチュエイション」の極みだ!

少なくとも遭難するわけではない。つかの間の「俗世界からの離脱」という訳。
そして再び現実世界へ、気が向いた時に自分の力だけで戻れるのだ。
それが分かっているだけに、地球が創造する真のエンターテイメントとしての「異空間」を楽しめる。
それがここ然別湖で、今回最高の形で出来たのが嬉しかった。

そんな訳で、第1弾は、シンプルに、あくまでもシンプルに。
この霧の中の「幻想世界」に、また漂っていきたい。。
水と太陽と霧と、森と緑と生き物達だけの世界の中へ・・・。

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到着した然別湖は、どんよりとした曇り空の下にあった。
ただ、スカッと晴れた湖もいいけど、こんな憂いを伴った表情も悪くはない。

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標高800m。 
北の大地でのこの標高だから、ムード的には信州の2000m級の皮膚感だ。

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さっそく手漕ぎボートで繰り出す。
この湖では、唯一「人の気配」があるのは、このほんの一部だけ。
霧がレースのカーテンのように架かっているのが面白い。

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波間に浮かぶ。。

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聞こえるのは『ポシャッ』という水の音と、鳥のさえずりだけ。

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徐々に霧が深くなってきた。

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360度見渡せる、「水墨画のライブの世界」に入っていく。

現在・過去・未来、希望・喪失・予兆、喜び・不安・黄昏、、
この瞬間に全てが走馬灯のように去来するのだ。

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この後、完全にホワイトアウトの中に入った・・・。

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霧が描くシーンは、最高の「絵画」であり「映像作品」だと思っている。

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そこには無限の奥行きと色彩があるから。。


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霧が晴れ、西の空に朱も射され、そろそろ帰る頃だ。

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その夜、湖も含め、あたり一面を再び霧が覆いつくした。

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幻のようにホテルも浮かび上がる。

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空と水面もその境目を無くし、
幻想的でありながら、ハイパー・リアルな世界に浮かんでいるようだった。。


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翌日も霧が出そうだったので、きっぱりと3時半起床。
午前4時、コバルトの空間に立つ。

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それは何時までも、時間を忘れて見入っていたいシーンだった・・・。

実はかつて高校の修学旅行で、このすぐ近くの糠平湖の近くに1泊した。
北の大地への最初の一歩だ。でもまあほとんどたいした記憶はないのだけど(笑)
ただ友人達と夜、藪を掻き分け、湖の畔に行った記憶だけが鮮明に残っている。
その時に頭上に広がった夜空で、初めて天の川を見たのだった(@_@;)
その映像は、今でもくっきりと脳裏に焼き付いている。。

今回、この湖の畔のホテルに3連泊したのだけど、夜はけっきょく曇りか雨で、
満天の星は見れなかった。ん~、残念(;>_<;)
でもまた次回にリベンジしてもいい。それだけ、フットワークの良さと可能性を感じさせる湖だった。
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コメント
湖に漂う快感は共感できます!
僕はフィンランドのイナリ湖が印象的なのですが、静寂で生物の気配さえもしない空間を前にする感覚はなんともいえないですね。
【2014/08/20 23:54】 | 若林 #- | [edit]
若林さん お~っ、フィンランドのイナリ湖、是非行ってみたいですね! 湖面のムードって、それぞれ特徴があって、これからも色々見て回りたいです。
「生物の気配さえもしない空間」なんて、ゾクッてしますよね。もちろんいい意味で( ̄▽ ̄)b
【2014/08/23 11:12】 | 三輪アキラ #1PL6ZT2M | [edit]












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