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オレンジ・シャーベットの月◆千倉(東房総)・2009年10月

 2014-10-13
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先週8日(水)の満月の日。テラスからはしっかりと月の出が見れた。
地平線付近ではオレンジで、昇るにしたがって徐々にイエローに。
そして皆既月食もピークまで雲に隠れずに見えていた。
ただやはり水面(みなも)があると、月の魅力は100倍ぐらいにUPするのになぁ、と。。

そんな「今」を受けて、前回の続きの5年前の千倉にタイムスリップしちゃおう!♪
ちょうど同じ季節に中秋の名月を、
まさに海べりでナチュラル・ゴージャスに見た旅だったのだ。( ̄▽ ̄)b


2007年10月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、前回の海岸美術館の後編。

あの後、海岸べりを海を眺めながら、レンタサイクルでぶらりと南へ流したのでした。
前回来たのは4年以上も前。
おそらく、幾つか新しい店がOPENしているだろうなと、ちょっとワクワクしながら^^

「発見」の楽しさが一番!♪

旅とは、「一遍の映画の中に、自らが入り込むようなもの」だと思う。
そして、「起承転結」を含めて、演出家でもある自分がどうまとめていくか。。
僕もずっとクリエイターとして、広告デザインの仕事をしてきた。
ただ、表現して生み出されるものは、所詮バーチャル(広義な意味で)なもの。

だからこその、「旅」。

これは、徹底的に皮膚感のある、「身体性に基盤を置くライブの劇場」なのだ!
風や情景、匂いや人々ですら、リアルにビビットに色彩を放つ。・゜゚・*:.。..。.:*

シナリオも自分で書く。
主役は、例えば月や花であったり、あるいは店や人であったり。。
その時に異彩を放つもの、、何でもいい。
予期せぬ収穫や発見、アクシデントに対処する事さえ、旅の良き思い出。

今回の旅で、ちょっとそんな事を想っているのです♪

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千倉漁港の、このポカ~ンとした、ひなびたムードがいい。
「空白の時間」と呼んだらいいのか。。

トンビが魚を狙って空高く舞っていた。

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潮風を運んでくるように・・・。

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釣りをする少年。僕も鎌倉で生まれ、海べりで育ったのだ。
ふっと、その「時を超えた青の情景」に引き込まれていく。。

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秋晴れの空に、この建物はとても映えていた。
ちょっとマウイのラハイナあたりの空気感。。言いすぎ?(笑)

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それは遥か昔に飲んだクリームソーダ。
ミント色のソーダ水に、アイスクリームが溶けていく、あの不思議な色・・・。

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ちょっと千倉っぽいイタリアンの店を発見!
新しくOPENしたようだ。
入り口の人形がいい味を出してるねぇ^^

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店内からも海が望める。
テラス席の人達も、その光景にしっとりと溶け込んでいた。

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室内なのに、潮風を感じる・・・。

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パスタの後はデザートタイム。
この時は、このオレンジ・シャーベットが、
「特別な意味」を持っているとはツユ知らず。。(笑)


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光が風と遊び、そして喜んでいる♪

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その後の帰り際、ふと、妙なヤグラが目に入った。
海水浴場の見張り台? そして三角の飾り物。。
何か記憶の奥深いところを、ザクッと突付かれたような気がした。
ん?何だろう・・・。

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これは店なのだろうか?
と思って正面に回ってみた。

【ダイヤモンドヘッド】の看板。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?ん~??え~???
これはまさに、あの12年前に放映されていたTVドラマ、
「ビーチボーイズ」の、あの民宿!!!

放映終了と同時に取り壊され、しかもロケ地はずっと先の米良の方だったのに、、
それが何故ここに・・・?

僕の気配を感じたのか、ひょっこり店のご主人が出てきた。
『これって、もしかしたら、あのビーチボーイズの?』
すると、ニコニコ笑って、
『ええ、どうぞどうぞ、中へ』と。

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今回のフォト日記のテーマは、「千倉の空気感と月」なので、
余り詳しく語るスペースはないのだけど、とても素敵な発見だった。
実はこの後、月を見た帰りにも寄って、バーボンを飲みながらご主人と、
「積もる話?」で盛り上がったのでした^^

で、その一つ。
単純に、『あのドラマは良かったよね~』と♪
お店のHP:http://www5.ocn.ne.jp/~cafe-dh/

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そんな超ド級の発見もあって、
ちょっとウキウキしながらレンタサイクルを返し、また海岸に戻った。
!!!素晴らしい月が出ていた。

ピンクに染まった大気の下の、青い水蒸気の層に、
オレンジ色の月がポッカリと浮かんでいた。


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まだそれほど暗くはない。清々しいとも言える絶妙なタイミングだった。
そして水平線上に雲もなく、首都圏にあってもスモッグの層も薄く、くっきりとした月・・・。
ここまで条件が整う事は珍しい。。めったに見れない光景だ。

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ふと、昼間のオレンジ・シャーベットを思い出していた。
その化身のような月・・・。
もちろん偶然なのだけど、何故か嬉しい^^

「旅」という一遍のドラマの中で、
何か偶発的なストーリーが生まれたような不思議な感覚。


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月は徐々に昇り、オレンジから少しずつイエローに変わっていく。
穏やかに寄せては返す波のライブの臨場感と月。。
それは果てしなく美しい光景だ。

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波打ち際に、少しずつ「月の道」を映し始めた。

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大気がヘリオトロープ(藤色)に染まり、夢の世界にいざなってくれる。
映画に例えるなら、瀟洒なフランス映画。さりげないけど、深い。。

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反対側を振り向くと、西の空は見事に茜色に包まれていた。

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砂の上を、サ~っと引いていく波が描く、軽やかでナチュラルな造形美。。

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そして少しずつ暗くなり、「月の道」を鮮やかに描きだす。

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刻々と移り行くムーンライトBAR。
秋の夜風は冷たいけど、美しい月の光とウイスキーで、状況はキリリと引き締まり、
心にポッと灯が灯ったような気がした。寒さも忘れ、不思議と気分はどこまでも晴れやかだった。。

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2009年もあと僅かだけど、『全て良し!』と思わせてくれる、いい一日だった。
「旅の時間」という濃密な一日に乾杯!♪

前回のコメントで、Pさんの、
   「とれたての短歌です。」 俵 万智 + 浅井 慎平
に、ちょっとヒントをもらって、僕も短歌を一句ひねってみました。

  オレンジの  月に向かいて  黄昏の
        甘酸っぱさの  遙か見た夢    夢雲

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


今回この過去ログをUPしてみて、5年間の歳月ってあっという間だなぁと思ったのだった。
特に「旅」を支点に考えると、なおさらだ。
夏にしろ秋にしろ、行ける旅の本数は悲しいほど限られるし。。
少なくとも今年は、満月のこのタイミングで千倉には行けない(≧∇≦)
だからこそ、5年・10年・15年と、同じテーブルで語れるのはとてもいい事だと思う。

人生、日々の暮らしや仕事面では様々な事が起こり、
一つ一つ目の前に積もっている難題・雑事をこなし、アタフタと日常を送っている。
辛い事や、厳しい現実に突き当たる事も多い。

でも、こと旅に関しては、いい思い出しかない♪
それも当然だろう。人生を彩るその時々の、
「全てから開放される喜びのハイライト」なのだから。

今後はこれをもっと広げて、スパンを長くし、
少年時代や若き日の頃の旅まで、同じテーブル(土俵)に乗せてみたい。

これは新たなる試みだ。今のカチャカチャとしたデジタル時計の画面のような時代の流れに、
完全に逆行していて面白い。

そうなってくると、写真ではいよいよネガ&ポジ時代を掘り起こす必要が出てくるな。
それもよし! かなり特異な「旅人生」を送ってきたので、
感動したシーンや話のネタは山のように集積している。

その荒削りで岩のような原石の層の中に、
ひょっとしたら小さな宝石が見つかるかもねっ☆[゜ー^]
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季節どおりの海岸美術館◆千倉(東房総)・2009年10月

 2014-10-08
角1 (170x170) 角2 (170x170) 角3 (170x169)

東京での季節感は、以前よりかなり変わってきている。
9月はまだまだ晩夏。10月に入ってから、ようやく初秋という感じだ。
秋かぁ。。
『秋の夜はつるべ落とし』というけど、ほんと一気に日が暮れる時間が早くなってくる。。
今回は、そんな「芸術の秋」ならではの過去ログに、今のこの時間を投射してみた。

ここには、5年前の同じぐらいの季節に訪れたのだった。
それ以来行ってないが、とても印象に残っているし、好きな空間だ。
そして今、何故かこれをUPしてみたくなった。

僕の中では、かつてこの写真家が表現した空気感のようなもの。
それが「今、この時代の気分」にも、とても重なり合うように感じたからだ。

2007年10月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このタイトル、「季節はずれの海岸物語」に引っ掛けているのです(笑)

という事で、先日、何とかひねくり出した一日で行ったのが、東房総の千倉。
ここはもう、何度も行っている地。
ポカ~ンとした静かな海べりの町で、
駅でレンタサイクルを借りれるところも、気に入ってる所以だ。
道も良く、秋の爽やかな陽光と潮風を浴びて、海岸通りを走ってみよう!

で、今回はもう一つの目的だった、「海岸美術館」に寄ること。
ここには写真家:浅井慎平の40年に渡る作品が展示されている。
陽光がサンサンと降り注ぐ、開放的な美術館。
その場所に立って「感じたもの」を、差し込む光と共に、フレームで切り取ってみた。

と同時に、様々な想いが交錯する。
僕がクリエイティブな仕事をしたいと美大に通い、そして広告業界に入った頃、
氏はすでに70年代のアールポップの旗手として、時代を駆け抜けていた。
まだ世の中に、底辺から何かを創り出そうという初々しい活気があり、
様々な感性がぶつかり合い、華やかだったあの頃・・・。
そして今、不思議な郷愁を感じている。

まず、氏の写真ですぐに想い出すのは、水着メーカーのジャンセンのポスター。
今思えば、何て事はない、南のエメラルドに輝く珊瑚礁の空撮。
ただそれだけだ。キャッチも覚えていない。
ただ当時は、とてもインパクトの強い「シーン」として印象に残ったのだった。
(まあ、この写真を使おう!というアートディレクターの企画の手腕が全てだけど。。)

もしかしたら、僕の「南への強い憧れと志向性」は、
既にその時から始まっていたのかもしれない・・・。

そして氏の、強く「南」を感じさせる数々の写真たち。。
それらはどこかモノウゲで、「内面や気分」を切り取ったような、
光と影を感じさせるモノが多かったように思う。
ただ、イチ写真家としては、今までほとんど意識する事もなかった。

自分自身が一人のクリエイターとして、狂ったように南を旅し、
自らのオリジナリティやアイデンティティを、現在まで独自に培ってきた訳だけど。。
ただ今回ここを訪れる事によって、
潜在的にとても影響を受けてきたんだなぁと、改めて思い返されたのだ。
それは、氏個人にではなく、あの当時に既に産声をあげていた、

『南という、どこか軽いポップさと、少しばかりのアナーキズム、
そして透明なデカダンスの香りのようなもの』に・・・。

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鴨川から乗り換えて行く、千倉までのローカル線が長閑(のどか)でいい。
祝日なのに客もまばらで、光と影がサラサラと遊んでいた。

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車窓から望む海もいい。
おそらく何十年も変わっていない風景だろうなぁ^^
ゴトゴトと、ものうげに連れ去ってくれる「風」に乗って・・・。

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美術館は秋の日差しの中で、
猫がうずくまる様にひっそりと佇んでいた。

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中に入ると、さっそく写真が出迎えてくれた。
反射する光のシルエットを重ねて、
自由にバランスを楽しんでみよう。

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砂はそれ自体が郷愁だ。
風や水により運ばれ、実体を持たない。
そんな「時の浮遊感」を表現した作品だろうな^^

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上下への移動も遊べる、この立体的な建物もいい♪

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「光を遊ぶ空間」だとも思った。
その時と共に移ろい、差し込む光と影。
それ自体が、変化するもう一つの「展示」なのかもしれない。

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懐かしい一枚の写真。
これはくっきりと記憶に焼き付いている。
ハイチで撮られたものだった。。

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「海への潜在的な憧れ」が結晶化されている。
そして床に敷かれた和風のタイルが、
不思議でオリジナルな「気配」をかもし出す。

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「見る視点」は自由だ。

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そしてメイン展示室の、
このアッケラカ~ンとした広い空間がいい♪
広いという事は、それ自体が自由の象徴だ。

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架かっている写真を見るというより、
その「空間の広がり」に、より惹きつけられた。

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日常のようにさりげなく、
無造作に置いたかのような「場の演出」もいい^^

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外に広がる風景すら、展示の一部だ。

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自分なりに切り取ってみよう!

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この一枚は、特に記憶に残っている。
何か当時のコマーシャルに使われたんだろうな^^
反射する光を通して、その時間の波のような航跡を垣間見る。

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ん?来館者が反射して映り込んでいた。
こういうイリュージョン的な見方だってある。

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考えてみれば、写真に撮って印刷された「海」とは不思議なものだ。
置いてある場所によって、微妙にニュアンスが変わってくる。
ここではどこか「サイレント」だ。。

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庭に出てみる。幾つかオブジェが置いてあって、自然との調和が面白い。
そしてボートの朽ち果てた残骸にハッとした。
今回この美術館で、一番心に焼きついたシーンだった。
色彩的にも状況的にも。見事なバランスの「作品」だ!

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既成の概念から、フッと浮遊し、その「隙間と向こう側」を楽しむ。
そんな面白い「シカケ」があるな、ここには♪
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それにしても、僕の中にある「南」の概念を、
『南という、どこか軽いポップさと、少しばかりのアナーキズム、
そして透明なデカダンスの香りのようなもの』
と、
この時に表現していたとは面白い!
やはり過去ログも、たまに引っ張り出さないと、ねっ(^◇^)

で、10月中に、やや大きめの旅を計画している。
国内だけど、前から行ってみたかった、初来訪の山形:酒田&鶴岡。
独自の歴史と文化が息づく街だ。
これに羽黒山のパワースポット、庄内映画村に、湯野浜温泉、加茂水族館などが加わり、
なかなか魅力的な内容なのだ。
もちろん、映画:「おくりびと」の舞台となった地だから、その部分でも☆[゜ー^]

そして「ご当地グルメ」も旅の重要な要素。
その中でも、酒田「満月」のワンタンメンには異常に惹かれる(笑)
元々大好物というのもあるけど、椎名誠のエッセイの中で知って以来、
身が悶えるほど「食って」みたくなったのだ(爆) 
ただ得てして、こういうケースは期待ハズレも生むものだけど、
果たして今回は、いかに?(≧∇≦)
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