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山小屋はいつでもヘッセと供に◆信州:霧が峰・2007年09月

 2014-09-30
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今年の夏旅は、けっきょく高原らしい所は、北海道の然別湖ぐらいとなった。
ここに行けただけでも充分とも言えるけど、ホテルだけだったので、
やはり高原の原点でもある「山小屋」に、ちょこっとでも泊まっておきたかった。。

でも、この『旅ブログ」がある!

その「気分」、その「匂い」、その「イマジネーション」だけでも触れられる。
一年なんていうのは、あっという間だ。と同時に、短い夏も。。
だからこそ複数年を、ブログを通して一つのテーブル上に置けると、
充実した「夏の流れ」を振り返られる。


今回は7年前に書いた過去ログを通して、
「夏と高原と山小屋」をインスパイアしてみたい。

2007年09月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

9月ももうラスト。秋の気配がこの東京にも少しずつしのび寄ってくる。
でも、晴れた日の太陽の光は、まだまだ力強い。
こんな時期にふっと感じるのは、過ぎ去った「夏の余韻」。

「夏」とは開放された意識のスタイル。
そして、喜びに溢れた季節の象徴。
一年中感じていたい♪
しかも、赤道直下の「南の島」をプロデュースしている身。
いつでも「夏」にシフトチェンジできる^^

そんな中、Hさんの日記にこんな素敵なフレーズがあった。
自分の中では不思議なタイムリーさがあったので、一部抜粋させてもらおう。

ヘッセってRockの人には人気だと思う。
steppen wolfだってヘッセの「荒野の狼」から取ったはず。
カルマンマキ&OZの「火の鳥」には、『傍に置いたのはヘッセの詩集』という歌詞がある。
ヘッセの詩集じゃなきゃだめなんだよね、あのくだりは。。

ん~、ヘッセとRockを結びつけるとは・・・。
とっても鋭い感性だと思う。

実は僕の一番好きな作家、一番影響を受けた作家、一番復活できた作家が、
このヘッセなのだ。

思えば、以前足を運んだ藤原新也の写真展で、「ハッ!」と想った写真があった。
中学生ぐらいの少年が、橋の手すりに寄りかかって本を読んでいるモノトーンなシーン。
タイトルは、『一心にヘルマン・ヘッセを読んでいた、あのころ』とあった。
この写真と言葉、、
氏の斜めに視点を構え、本質を鋭くエグリ取るような他の作品とは違い、
とてもナチュラルにストレートだったので、その日の展示ではひときわ印象に残ったのだった。

「ヘッセと少年」・・・。もうその組み合わせだけで、痛いほど心に突き刺さってくる。
まるで自分の少年時代が重ね合わさったように・・・。
一番好きだったのは「デミアン」だったな。。

そしてHさんの日記には、一編の有名な詩が引用されていた。

階段   ヘルマン・ヘッセ

花がみなしぼむように、 青春が老いに屈するように、
一生の各階段も知恵も徳もみな、
その時々に花を開くのであって、永続は許されない。

生の呼び声を聞くごとに、心は勇敢に、悲しまずに、
新しい別な束縛に入るように、
別れと再開の覚悟をしなければならない。

およそ事の初めには、不思議な力が宿っている。
それが我々を守り、生きるよすがとなる。

我々は空間を次々と朗らかに闊歩せねばならない。
どの場所にも、故郷に対するような執着をもってはならない。
宇宙の精神は我々を捕らえようとも狭めようともせず、
我々を一段一段高め、広めようとする。

ある生活圏に根をおろし、
居心地よく住み着いてしまうと、弾力を失いやすい。
発足と旅の覚悟のできているものだけが、
習慣の麻痺作用から脱却するだろう。

臨終のときも、なお我々を新たな空間へ向け、
若々しく送ることがあるかもしれない。
我々に呼びかける生の呼び声は、
決して終わることはないだろう。

では、よし、心よ、別れを告げ、すこやかになれ!

これは僕の、「旅と人生」に対する気持ちをも代弁してくれているという気がする・・・。

そして更にイメージは膨らんでいく。
目に浮かぶのは山小屋だ。それも夏の山小屋・・・。
少年の頃からずっと通い続けた、信州の霧ヶ峰。ほんと、ほぼ毎年、夏に訪れている。

今回は、最近8月に訪れた時の写真と供に、
そんなイマジネーションを綴ってみようと思う。

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「クヌルプ」がシンボルだった

木と歴史のぬくもりの中で時を過ごす。
長い風雪を耐えてきた重み。
沢山の旅人が訪れ去っていった静かな気配。
積み上げられた薪、壁に立てかけられた車輪、ランプ、古い写真、優しい犬etc・・・。

外に張り出された簡素なテラスが、
今宵かすかな霧に包まれた至福のBARとなった。

山小屋(ヒュッテ)が密かなブームを持った時代があった。
ペンションというものが流行するよりも、かなり前。
この霧が峰のヒュッテ・クヌルプが、当時その憧憬の的だった。

ヘッセの小説の題名から取ったというこの名称。
少年時代、最も影響を受け、好んで読んでいたこの作家のイメージ。
それがいつまでも僕の中で、山小屋への郷愁と供にある・・・。


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我が心の花咲く高地

花の道は「喜びの丘」と化し、空に続いていく。
まるでツェッペリンの「天国への階段」だ。
この時期の主役はマツムシソウ。所々にキスゲが残り、シモツケソウが顔を出す。
ヒョウモン蝶やキアゲハが優しく飛び交い、小鳥のさえずりが夏を彩る。

ただ昔のこの時期、残念ながら、
もっともっと多くの種類が咲き飛んではいたが・・・。

少年時代、最初にここを訪れた時の事を、未だに鮮明に覚えている。
都会ではうだるような夏の日、ここだけは凛とした光と風に包まれ、
自然の気高さすら感じた。それは「下界」
(ここにいると少年心にも、ホントに都会をそう感じたのだった)
には帰りたくないと思うほどの、強烈なインパクトだった。

あれから40年以上。
その時行った「秘密のトレッキングコース」は、未だに健在だった。
車山から八島湿原へと向かう、誰も知らない、誰も行かない4時間程の行程・・・。
変わること・変えることは、ある部分一番大事なことだけど、
一方で、変わらずに昔のままずっとそこにあること、、
この現代では、それもとても重要で貴重なことのように思える。

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荘厳なる朝の大気

早朝3時半起床。顔を洗い頭の芯をすっきりとさせ、
ゆっくりと山小屋を出て、湿原に向かう。

夏の高原の午前4時。それはとても神聖な時間帯だ。
うっすらと霧が出てくる。
尾瀬のように綿帽子をすっぽり被せた様な濃厚なものではなく、
ちょっと控えめだが、今年も念願のこれを見れて、まずはほっとする。

一瞬のうちに喜びの花を咲かせ、そして駆け足で通り過ぎる高原の夏。
この8月上旬、そのシンボルのような霧ケ峰の地に立っていた。

40年にも渡って訪れ続けた、僕にとっては特別な場所。
様々な思い出や経験が、記憶の断層のように積もっている。

それを少しずつ削り取って、言葉にしていくのも乙なものかもしれない。

そして最後に、、

孤独、傷心、叫び、閉塞、反抗、自由、脱出、既成概念へのアンチテーゼ、隠とん・・・。
山小屋も、やはりRockなのだった。。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Rockの概念とは、自分にとって、とても重要なことのように思う。
多感な少年時代から学生時代に至る間に、最も影響を受けたムーブメント。
それは一つの音楽ジャンルという枠を飛び越えて、生き方=思想にも繋がっていくもの。

そんなイマジネーションの萌芽のようなものが、
このブログを通して現れてくれれば、と☆[゜ー^]

-PS- 実は面白いことに、前述のホテル・オーパで、
同世代の一人の音楽業界の人とたまたまプールサイドで知り合ったのだった。
「熱く」語り合ったなぁ、それもテーマはRockで。
サンサンと降り注ぐ太陽の下で、文字通り「暑く」でもあったけど(笑)

・・・これにも何か「流れ」を感じる。。



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オーパで過ごす、ある夏の時間 ◆南房総フラワーライン・2014年09月

 2014-09-21
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あ~、皮膚が内側から喜びを感じているのが分かる。*:..。o○☆*゚¨゚゚・

まずは陽射しで火照った肌を、いったんプールの水で冷やす事から始めよう。
サーフライダーで浮かんでみたり、2~3回往復で泳いでみるのもいいだろう。
そしてプールから上がり、濡れた体をデッキチェアに投げ出す。

9月の陽光は、まだ充分夏の力強さで肌を照らす。
でも風は南房総特有で、透明で心地良く爽やかだ。
熱さと冷たさと風と。それが同時にやってくる得もいえぬ快感!☆彡
全てが喜びに溢れている。自分も世界も、光も水も風も、何もかも・・・。

9月に入ってから夏を感じに、南房総のホテル:オーパに通うようになって久しい。
今年もつい先日行ってきたばかり。
肌には日焼けの後が残り、チリチリと心地いい刺激を感じながらこの文章を書いている。

夏は終わらない。そして終わらせない。
一年中いつだって夏を感じていたいからだ。


この2年間の9月、忙しくて行く事が出来なかったこの地。
だから故、3年前に行った時の過去ログもあるので、
それをベースに今回分もプラスして、ボリュームたっぷりにブログを組み立ててみよう。
3年という月日の推移が、今はとても貴重で愛おしく感じるからだ。

3年前に感じたこと、そして今感じてること。
ブログを通して見える、その微妙な温度差の変遷の中にこそ、
限られた人生を最大限に謳歌し指標を得られる、
「機微」のようなものがあると思うから。。

2011年09月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、過密スケジュールも、ちょこっと小休止。
異常な猛暑だった。。とはいえ、いや、だからこそ、夏の「真の」情緒を味わいたかった。
その中で絶対に外せないもの。

それは一瞬のうちに花が咲き誇り、短い夏を謳歌する爽やかな「山=高原」。
これが一番。☆[゜ー^]

そして「海=水」の世界なのだけど。。
沖縄&小笠原と、亜熱帯の風土も併せ持つこの国。
6月~11月までは、充分夏を引っ張れる。
でもやはり、近場でも気軽にブラッと楽しみたい。

という訳で、仕事で依頼された撮影も兼ねて、南房総へ。
仕事3割、プライベート7割ってとこかな^^ これぞ、一石二鳥!(笑)

それにしても9月の中旬だというのに、晴れていれば、まだ夏のようだ。。
逆にこのぐらいが、20年前までの8月ってな感じ。┐('~`;)┌

それを逆手にとって、前からとても気に入っているホテル、「オーパ・ヴィラージュ」へ。

この名称は、小説家:故・開高健の「オーパ」からとったものだという。
氏と親交のあったというオーナー。
そのコンセプトがどう生かされているのか、それにとても興味を覚えたのだ。

全体に瀟洒な南欧風プチホテルといった感じだが、
スタッフが気さくで明るく、気配りも隅々まで行き渡っている。
開放的なテラス席でとる美味しい食事、小さいながらも静かに寛(くつろ)げるプールサイド、
カジュアルでちょっと広めのゲストルーム。それらがとてもいい^^
まさに、「大人の隠れ家」ってな雰囲気だ♪

この「紀行本:オーパ」は、当時とてもセンセーショナルだった。
オーパとはブラジル語で、『驚く・感嘆する』とかの意味。
かの作家が世界中を股にかけて行った、豪快な釣りの旅。
その写真と言葉が、見事に「一つの旅の世界」を創出していた。

僕もこのシリーズには随分影響を受けた(≧∇≦)
ただ観光的に、歩き、見、食べ、体験する旅もいいけど、
こういうメインの目的である「背骨」が、ド~ンと一本通っている旅もいい^^

僕の場合は釣りの代わりにダイブだった。
これを主軸に置いた旅を、ほんと死ぬほど(笑)ガンガンやってきた。
巨大なオヒョーやチョーザメを釣る代わりに、
巨大なマンタやジンベイと泳ぐという形で。。
でも「オーパ!」の真髄は、この両者は何も代わらないと思う。(^◇^)

で、この「ホテル:オーパ」は南仏をイメージしている訳で、最初は「?」と思った。
もっと土臭く、例えばカナダの湖畔に建つログキャビン風の建物。
食事もワイルドに、バーベキュー等の野外料理の方がイメージに合うのではと。。

でも、アラスカからアマゾン、モンゴルからスリランカと世界中を飛び回ったシリーズだ。
フッと羽を休めるための、「寄港」としての南仏プロヴァンス。
ちょっと洒落たこの発想も悪くないと、今は思っている♪

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まず着いて、すぐ目に飛び込んでくるのが、この標識^^
世界中への、果てのない「旅への憧れ心」をくすぐる。☆彡

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1980年創業というのを今回初めて意識した。この年は僕が最初に海外を旅した年だ。
大学3年の春、3ヶ月かけて北米大陸をくまなく歩き回った。。
あの何もかもがキラキラと輝いていた時代。。
そしてこのホテルも、同じように年輪を重ねてきたんだな、と。
・・・不思議な親しみが。(´_ゝ`)y-~~~ 

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ちょっと田舎の、南仏サントロペあたりの匂い。
サンサンと降り注ぐ「陽光と潮」のイメージが、この南房にもある。

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フッと風のように、かの地に立つデジャブ。。

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原色を使っても、白がスッキリと空間を引き締め、爽やかに光と影を演出する♪

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シックにお洒落に潮臭く・・・。

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窓はイメージが創り出す、自由な絵画だ。

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「光と水と風」のマチエールを、抽象的に描き出す。。

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さてと、そろそろ水と戯れよう^^

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夏が好きなのは、それがやはり「水の季節」だからだ。
降り注ぐ陽光で火照った体を冷やし、至福の境地にいざなってくれる。その澄んだ水。。

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逆に、冷えた体に、なんと太陽の光が心地いいこと!
それも南房のスモッグの少ない澄んだ光だからなおさらだ。(≧∇≦)
これに冷たいビールと、キリッとしたスコッチのオンザロックでも加われば、
もう何も言うことは無い。(笑)

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ひとしきりのプールサイドから、今度はインナーの世界へ。

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ホテル内に「開高図書室」というのがある。
氏の本やその周辺のものを、いつでも読む事ができる。

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内と外。インナーとアウター。陰と陽。思索と無為。空想とリアル。ミクロとマクロ。
いつでも両方必要だ^^


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翌朝。まだ太陽が顔を出さない、この「蒼の時間帯」が好きだ。

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日常と非日常のハザマ。旅のまさに珠玉の時間♪

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そして夕食と同様、朝食もオープンエアのテラス席で^^

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光がユラユラと、風と遊んでいる。☆.*°

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更に、建物の隙間から見え隠れしている光景に、一瞬『!』。


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畑の広がる田園。爽やかな緑。。一瞬、プロヴァンスの風を感じた。・゜゚・*:.。..。.:*

・・・こんな「オーパ!な夏」もあっていい。☆[゜ー^]

そんな訳で、今は南仏より、もう少し土臭い南スペインあたりを旅したいと思っている。
いわゆる、コスタ・デル・ソル。太陽の海岸。。
なんて情熱的で魅力的な響きなんだろう・・・。
仕事しだいなのだけど、10~11月あたりで。無理なら来年の春に^^
とりあえずのニンジン(ご褒美・笑)。それまで、何とかがんばれる(爆)

最後に「本:オーパ」の中の好きなフレーズを、一つ引用してみよう。


・・・こういう瞬間、
澄明であたたかい、キラキラ輝く潮が、澎湃(ほうはい)とさしてきて、
全身にみなぎり、自我が肩からのびのびと揮発していく。

ハイネは、遊んでいるときだけ男は彼自身になれると、いった。
ニーチェは、男が熱中できるのは遊びと危機の二つだけだと、いった。

--------------------------------【「オーパ!」アマゾン篇より】


なるほど^^ では一つ付け加えて♪

男はやりたい事を実現しようとする時にだけ、チカラは甦ってくる。

2014年09月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回3年ぶりに訪れてみて、少しずつ変化している様子が興味深かった。
エントランスも含めて花が増えていて、より眼を楽しませてくれる。
そして何よりも、裏の畑に本格的に手が入り、可愛らしいガゼボやガーデンもできて、
より「プロヴァンスの風」を感じさせてくれるようになった。

もう「裏庭」とはいえない世界。
今や、表のプールサイドよりもこっちの方が好きというゲストもいるらしい。

今回はオーナーさんにもお会いすることが出来たし、
支配人さんは相変わらずホスピタリティに溢れている。
益々、僕の「大好きなホテル」になってきているかなぁ☆[゜ー^]

それでは今回も写真を撮ったので、積み重ねるように心に刻まれたシーンも紹介してみよう。

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このブーゲンビリアは3年前にはなかった。。益々南っぽく、お洒落になったなぁ、と。

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このガゼボのアサガオもだ。

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ここでは光と影が、そのまま絵画のマチエールのような美しいディティールになっていく。

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そして「夏の物語」を語りかけてくる・・・。

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『自然光のキラメキも、料理のスパイスの一つ』というコンセプトも健在だ!

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ここでは「寛(くつろ)ぐ」ということが、「形」となって見えてくる。

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プールサイドでも、それはいえる。

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「光と水と風と」という癒しの概念が、
一つの結晶世界に結実していくかのように。。


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表から裏へ抜ける小道もいい。

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表とは全く別の世界が、そこに広がっているから。

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ガーデンも手造り感があって、とても愛着を感じた。

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今回は、もう一つ新たなプロヴァンスの風が吹き抜けたようだ。。
それは高原に行かずとも、爽やかな夏を謳歌できるという、ねっ(´_ゝ`)y-~~~ 

旅が、人生の風向きに対処できる力があるからこそ、
今回の旅で「心の帆(セール)」を、もう少しいい角度に変えれた様な気がする。

悶々とした日常の中で、頭で考えていても答えは出ない。それは何時だってそうだ。
それよりも旅に出て、肌で「感じる」事の方が100倍も大切!
それが真の道先案内になるんだ、と。

さあ「光と水と風と」、、再度その方向に舵を切り直し、
いざ、レッツ・ゴー!☆彡




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「凄腕の野武士」、あらわる!◆十勝帯広&然別湖・2014年08月

 2014-09-10
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それは何の前触れもなく何処からか飛翔してきて、ガードレールにぶつかった。
すぐに大型の甲虫類と分かったが、飛び方からしてカミキリムシ系だ!
駆け寄ってみると、『!!!』。それは自然の状態では初めて見る種(@_@;)
でも、昔から図鑑で見ていたのですぐに分かった。
「ヒゲナガカミキリ」。ここで出会えるとは。。

僕にとっては、一生見れない種かと思っていたほど。(≧∇≦)
山の奥深くにいてなかなか見れない、神秘と憧憬の対象。

しばらくその場を立ち去るのが惜しいほど、
ずっとこの深みのある美しい造形と存在感に見とれていた・・・。


実は、最近たまたま図書館で、
『蝶ウォッチング百選』というカラー本を手にする事ができた。
そこで著者は様々な蝶を紹介し、深い愛着を持って綴っている。
その中でも、自ら付けた「ニックネーム」が驚くほど秀逸だった。

例えば誰でも知っている蝶で紹介すると、「普通のアゲハ」が【街の郵便屋】
「キアゲハ」が【高原の輝き】、更に「カラスアゲハ」は【青と緑の幻影】ときた。
素晴らしい感性! 久しぶりに感動を覚えた。

だいたい昆虫の名前って、見た目の「まんま」がほとんど。
なんの「ひねり」もなく、つまらないモノが多い。。
それ故、このニックネーム(カンムリ)にはとても共感する。
もうこれだけでインスピレーションが大きく広がっていくからだ。

例えば、僕は格闘技大好き人間(特にプロレス)なのだけど、
ここにも「この法則」ってあるよね。

【燃える闘魂】 「アントニオ猪木」っていう不動の名フレーズがあるけど、
それ以外にも秀逸なレスラーのニックネームは沢山ある。
その中で、しいて3つ挙げるとすると、、

【狂乱の貴公子】 「リックフレア」。もうこれがダントツ!
貴公子が狂乱するのだよ! 狂乱!!(爆)
【人間山脈】 「アンドレザジャイアント」もいいよねぇ。
アンドレにはもう一つ、古館一郎が実況席で生み出した【一人民族大移動】も良かったなぁ。
それと【不沈艦】 「スタンハンセン」なんてのも、正攻法だけど振るってるよねっ。

要は、そのフレーズだけでキャラをしっかりと表現できること。
それによってイメージがどんどん膨らんでいくものがいい。


話がやや逸れたが、今回はまた然別湖に戻って、
そこで出会った昆虫達にもスポットを当ててみよう。

実はこの地では、一つ絶対に行きたかった所があった。
それは「東雲湖」。然別湖からトレッキングで片道90分ほどの所にある小さな湖。
ここは日本の秘境100選の一つで、支笏湖近くのオコタンペ湖、
阿寒のオンネトーと共に北海道三大秘湖に数えられている。

最終日、ようやく雨が上がり、いざ! 秘境の湖へ!!

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然別湖の畔の山道を行く。
陽も少し射し、無彩色だった湖面も「青」の輝きを増す。

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ここでも充分秘境感はある。でもまだ見ぬ「三大秘湖の一つ」に想いが馳せる。

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カナディアン・カヌーのオプションを楽しむ人々。

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湖面の輝きとカヌーの青が、いいハーモニーだ。

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道すがら、足元にはこんな実を付けた草花が茂り、眼を楽しませてくれる。

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さあ、いよいよ着いた。東雲湖だ。
これより先には道が無く、残念ながら湖岸に下りる事は出来ない。。

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遠目に見るだけだけど、白樺の林が茂り、なかなかその全貌を把握する事は難しい。。
ただ、逆にどうなっているんだろう?というその秘境さは嫌がおうにも増す。

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不思議な明るさと神秘性を持ち、エメラルドの宝石のようなムードを持つ湖。
今度は無理してでも湖岸に下りてみたいな♪

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さて、さっそくこのトレッキングで見れた蝶たち。

これは「サカハチチョウ」。前述の本の著者のニックネームでは【里の美少女】
ん~、なるほどぉ。

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「クジャクチョウ」だ。ひときわ眼を引く、高原のシンボルのような蝶。
これは【芸者の舞い】。お~、そうきたかぁ!

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最後に「ベニヒカゲ」。で、 【お花畑の遊び人】。ん~、まあまあだねっ。

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前述の著書は「蝶」だけだったので、
次の甲虫類は僕がバトンタッチして名付けてみよう。
「アカハナカミキリ」。これを【花園のファンタジスタ】としてみた。

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そして、小ぶりながらもとても印象的なコガネムシを発見!
どこかで見た記憶はあるけど、こいつはキャラが立っててちょっと嬉しいねぇ♪

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名前は「スジコガネ」。これを【超合金・丸亀緑銅】とした。

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ラストは当然これ! 冒頭の「ヒゲナガカミキリ」。
この名前だけだと、ほんと味気ないよねぇ。だからこそのニックネーム!

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この堂々たる体躯。場を制する威圧感。
そして金粉をまぶしたような、渋~い美的感覚。


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で、【凄腕の野武士】。これにした。
どうです? それにしてもこの不適な面構え!(≧∇≦)

僕には、人の創ったどんな作品や造形物よりも、貴重で美しく神秘的に感じられる。
何故なら、自然が創造したものだから当然だとしても、
何よりもこれらは「生命を持っている」から☆彡


前述の本を手にして、プライベートな趣味の『昆虫(フェアリー)ウォッチング』に、
益々拍車がかかりそうだ。マイナーだ。超が付くほどマイナーだ(笑)
でも、だからこそいい。それが「アートの本質」でもあるからだ。

そしてまだまだ自らの眼では見ていない、
自然の状態で生息する「生きている宝石=幻の妖精」は数多くいる。
蝶なら、ギフチョウ、クモマツマキチョウ、ミドリシジミ。
甲虫なら、ルリボシカミキリ、オオトラフコガネ、アオアシナガハナムグリと。。

でも今回は、大物の「ヒゲナガカミキリ」に初めて出会えた事に、
まずは乾杯だ!☆[゜ー^] 
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風にそよぐ「野の花」のガーデン◆十勝帯広&然別湖・2014年08月

 2014-09-03
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何かとっても爽やかな気分になった。「ワイルドフラワー・コーナー」を見た後のこと。
そこはフラワーガーデンというよりは、
天然自然に野の花が咲いているような一角だったからだ。

『自然の状態で、あるがままにが一番美しい!』
そこからはそんな囁きと、この庭の作者の声が聞こえてくるような気がした。。


花はただ元気に花弁を開き、
その蜜は多くの生物達をいざなう。
蝶はただ優雅にその間を飛びかい、
自然界のスィートなCAFEがオープンする。

夏は夏らしく季節の頂点で喜びを表わし、
風は風らしく優しく肌を通り過ぎていく。

夏とは開放された意識のスタイル。


そう、この気分、この感覚だ!
単純なことだけど、大事なことは何時だって小難しい理屈の中にではなく、
サラッと風に吹かれる軽やかなインスピレーションの中にある。

フッとそんなことを、この庭が想い起こしてくれたのだ!


富良野と大雪、そして十勝を結ぶラインに、点々と花巡りのガーデンが連なる。
その名も「北海道ガーデン街道」。全部で8つ。(前回の真鍋庭園も)
その内の一つが、この「紫竹ガーデン」。
87歳になるおばあちゃんが25年の歳月をかけて作った庭だという。
そのパンフレットに、こういうフレーズが載っていた。

『子供の頃に遊んだ、野の花が自由に咲く庭を作りたい』

何か、とてもピンとくるものを感じたのだ。
前回の真鍋庭園とは全く違うもののような気がした。
『行ってみたい!』
でも十勝は広い。帯広の中心地から27km、車で45分。

当然チャリでの往復は無理なので、どう行こうかと・・・。
路線バスは通っていないのだ。。
レンタカーを借りる程の事はないし、
かと言って、ツアーバスで時間に拘束されゾロゾロと行きたくはない。
色々調べたら、乗り合いバスがあるという。『これだ!』

けっきょく往復ともそれで行けたのだけど、行き帰り、乗っていたのは僕だけ。
いいねぇ、このおおらかさ♪ これぞ北海道! 僕がこの土地に惚れた所以だ。
運転手さんもとっても親切な人で、
走りながら広大な畑の農作物の名前を教えてくれた(笑)

ではさっそく入ってみよう!

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ここの名物おばあちゃんの、ワンポイント・キャラクターがいいねぇ♪

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中に入って、すぐにピンと来るものがあった。
確かにここは、よくある普通のフラワーガーデンとは全く違う。
花々が自由に咲いているような設計なのだ。

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植え込みも、ただ花を種類ごとに並べている訳ではない。
人工的なわざとらしさがなく、とっても自然でナチュラルな感覚だ。

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「花々の歌」が聴こえてきそうだ。*:..。♦♫⁺♦*゚¨゚・

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ここが前述の「ワイルドフラワー・コーナー」。
まさにあるがままに、自然に自生している「原生花園」のよう。
そこに作者の意図するものが含まれ、
まさに「子供の頃遊んだ野原」が、ここに再現されている。

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しばらく、その心地良く風が通り過ぎる「場」にたたずんだ・・・。

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ガゼボでちょっと一休止。

手入れをする園芸さんに聞くと、『毎日が雑草との格闘ですわ』と。。
全部をただ抜くのではなく、なおかつECOを重視し、
除草剤も使わず、全て手作業で行っているとの事。
「雑草」という草は無く、これらもちゃんと名前を持つ「花」という認識で。
できるだけ自然の状態に近づける為に。。

そうか、だからこんなにナチュラルな造園感覚を維持できるのかぁ。

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野山を歩いていたら、偶然見つけたハスのように・・・。

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そんな中にも、「クレマティスでお洒落に」も忘れない。

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蝶たちがいるからこそ、立体的な「華」が生まれる。

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喜びに満ちた動きと、色彩の変化と共に。。

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ここでも、CAFEでちょっとお茶を♪
「自然界のスィートなCAFE」に囲まれて☆[゜ー^]

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メルヘンだねぇ。☆彡

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紫竹おばあちゃんが、ゲストと気さくに話しをしていた。

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87歳でまだまだ元気。そしてこのファッション。
この自由な発想と感覚、素晴らしい!

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何か、とてもいい風に触れた気がした。
春のチューリップ、秋の紅葉、冬の雪景色も素晴らしいという。
またここには来るだろうなぁ、おそらく☆[゜ー^]
 

このガーデンの生い立ちをもっと詳しく知りたくて、ギフトコーナーで1冊の本を購入した。
【87歳 紫竹おばあちゃん 幸せの花園】
http://shichikugarden.com/

とても素晴らしい内容だった。最近流行のガーデニングブームが訪れる遥か昔。
北海道の花咲く原野も開拓や開墾が進み、どんどん畑や牧草地に変わっていった。
その為、子供の頃に遊んだ夢のような野原が、だんだんと無くなっていった・・・。

そこでこのおばあちゃん、63歳で一念発起してこの庭作りを始めたのだ!
まだこういったガーデンが世の中に無かった時代に。。
喜びも大きいけど、苦労も絶えなかったという。。
そして25年の歳月を経て今があるのだ(@_@;)

何か爽やかな気分と同時に、
とても大切なことを、この庭と歳月が教えてくれている気がする・・・。

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