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夏の夜の「蛍酒」の極みの中に◆新潟:魚沼・八海山の麓①

 2012-07-03
角1 角2 角3

さて、ちょっと間が空いたけど、またリ・スタートだ。
「月一・心の旅」、これは何が何でも、我が人生において絶対に欠かせない。
息抜きという以上に、忙しく過酷な日常を乗り切るための、
言わば、「リセット&エネルギー充電」のようなものだから。☆[゜ー^]  


5月の後半には伊勢志摩へ3泊4日の旅に出かけたのだけど、
色々立て込んでいてまだUPはしていない。
これもとても良かったので、また機会があれば^^


それで今回の6月旅。これはもう、徹底的にホタルをメインに据えた旅にしたかった。
かなり前から、年一のホタル旅は続けてきている。
一番BIGだったのは、九州:福岡の星野村かなぁ。。

で、今回は6年前に行った新潟の魚沼地方の再訪。
色々候補は調べたけど、
何か6年前に行った所に再び「戻る」という部分に、妙に惹かれたのだった。
一度行っているだけに土地勘があり、よりディープに最深部に迫れる。(^◇^)

現在全国に「ホタルの里」的な所は随所にある。それに「ホタル祭り」。
町興しという部分もあるだろうけど、現地の熱心なホタル愛好者達の努力もあるだろう。
それはそれで、とても素晴らしい事だ。
ただこうした施設は、ちょっと人工的で、次から次へとクルマやバスがやってきて、
そのヘッドライトや音がかなりうざったい。 ̄○ ̄;)
更に大勢の人で賑わうので、なかなか落ち着いてホタルの情緒には浸れないものだ。。

ホタルは絶対に、風のような「さりげない風情」がないと・・・。
そこで今回はロケハンのプロとして、かなりロケーションを極めたのだ!
そのポイントを上げると、、

①ただあるがままに、人の手を加えていない自然発生のホタルが飛んでいる事。
②名酒:八海山を飲みながら、ホタル灯の情緒に浸れる事。
③だから故、当然クルマでは行かずレンタサイクルで行き、
  フットワーク良く、誰も知らない秘密の場所を捜せる事。
④閉ざされた山の斜面や谷、林の中ではなく、開放感のある広大な田園の中で見る事。
⑤近くをクルマが通らず、明るい電灯もなく、静かに、徹底的に静かにだ。


とまあ、望んでもかなり難しい、シチュエイション的イメージの願望はあったのだけど。(笑)
でも結果は、恐ろしいまでに大成功!ヽ(´ー`)ノ
今までで一番シュールで、素敵な時空間を堪能したのでした♪
しかも戻ってから、宿の露天風呂にゆっくりと浸かれるという念の入り。(爆)

前回と同じく、六日町の同じ宿に泊まり、同じ自転車屋からレンタサイクルを借りる。
2泊3日の旅だ。6年間の穴を埋めるべく、断片的な記憶が甦ってくる。
面白い! こういう時間軸の流れの中に身を置くのも旅の醍醐味だ。

そして徹底した地元の人への聞き込み調査。すると、六日町はほぼ全滅。。
6年という歳月もあるし、昨年水害の被害もあったという。
ホタルの生息する環境は、年々減っているようだ・・・。
ただ隣町の塩沢の田んぼに、ある程度発生しているという。

行こう!チャリで片道45分。昼間、炎天下の中での走行はかなりハードだけど。。
盆地といえど、それなりに起伏もあるし、チャリはノーギアだ。(;>_<;)
昼間の調査(ロケハン)と合わせて、2日間で3往復した事になる。

いや~、、まだまだ体力は落ちてないぞ!それに気力も!(笑)
では、写真と共に振り返ってみよう。

  
01

田んぼの広がる景観は、まさに日本の原風景だ。
とても美しいと思う。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・


02

そして徐々に陽が傾き、壮大な夕暮を迎える。
ここが僕が見つけた、誰も来ない秘密のホタルの場所だ。


03

田畑仕事をしていた地元の農家の人達は、
『わちしら、そげんもんは、子供の頃から見慣れとるからに』
と言わんばかりに、ホタルが光る前に家路に急ぐ。

いいなぁ、、これだよ、このナチュラルでさりげない空気感だよ。☆[゜ー^]
今はそこに一番の価値を感じる・・・。


04

さっそく、おもむろに名酒:八海山を取り出す。
わざわざこの為に、アイスボックスを旅に持参するという念の入り。
これが僕の「こだわりの旅」のスタイルだ。(笑)
氷でキンキンに冷やしたそれは、喉を清流が滑り落ちるように流れていく。
こんな旨い酒は久しぶりだ♪

いい水と厳しい風土のある所に、いい米と、いい酒が生まれる。
そしてホタルも。。



05

おあつらえ向きに、半月が頭上に。
満点の星空とホタルの競演がベストなのだけど、
控えめな半月の光も、それはそれで心に優しく響いてくる。


06
※この写真のみ、フリー画像から

そして8時きっかり、最初のホタルが光りだす。
そして次々に仲間達が呼応する。
さあ最高のロケーションの中、いよいよホタルの光のライブだ!・゜゚・*:.。..。.:*


07

手のひらに乗せると、呼吸するように光を点滅させる。
まさに命の光・・・。


08

実は肉眼では光の乱舞のシーンは、とてもエキサイティングに見えているのだけど、
そのあるがままのシーンは写真には撮れない。
これで15秒の露光を加えているのだけど、、少し光の点が見えているかな?

よくやる方法としては、3分~5分ぐらい長時間露光して、
光の航跡を捕らえる事はできるのだけど。
ただ余りにも、現場の生で見るシーンとは違ってくるので。。


09

ただ一つ、その航跡を捕らえた写真を掲載してみよう。
光が呼吸するように脈動しているのが分かる。(@_@;)
癒し効果をもたらす「1/f のゆらぎ」があるとされている蛍の光。

広大な田んぼ、その米から造る命の水=酒、そしてホタル。
聞こえてくるのはカエルの鳴き声だけ。。

まだこんな極上のシチュエイションでホタルを見れること、、
そして、この時この空間に、乾杯だ!☆彡


◇ ◇ ◇

以下は、6年前にこの地を訪れ、書き留めた文章。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なぜホタルの光を、毎年必ず見ずにはいられないのか?

それは日本という地において、蒸し暑く雨の多いうっとおしい
この季節だからこその「清涼な紅一点」。
全ての季節には、意味を含む「旬」がある。
この季節において、それが最強・最高の夏の風物詩だからだ。

成虫になってたった一週間だけのはかない命。
その間、雨露だけをすすり、
最後の生を交尾を目的に、最大限の自己主張で光りを放つ。
いとおしい命。昆虫特有の素朴で単純で、コケットな存在のはかなさ。。
そして究極のマイノリティ・・・。

手のひらの中で可愛らしく、 会話をするように光りを放つその神秘性。。
少年の頃見た、ノスタルジックで哀愁を帯びた光のペイジェント・・・。
それは人間の感性の最も深い所に届く光なのだ。
「生という光」の、これは凝縮されたシンボリックな形なのかもしれない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


そして次に、6年ぶりに同じ地で、今回感じたシーン描写だ。

フワリフワリと数個・数十個の命の光が点滅を繰り返しながら、
薄暮の空間に浮かび上がる。。
その光の乱舞は何て表現したらいいのだろう・・・。

ワタ雪が自ら光を放ち、ユラユラと重力を失い、
夢幻にあたりを彷徨っているかのような。。
それでいて、鋭いキラメキを放ち、台地を切り裂く流星群のように。
あるいは、音もなく呼吸する、妖精が乗り移った光のカゲロウのような・・・。

そのシーンは、「宇宙的光景」とでも言ったらいいのだろうか。。
地球上のどのシーンとも違う、どこにもない、命を持った光が織り成す、
官能的でもあり、優しく切ない程いとおしい光景であった・・・。
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