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地下鉄に乗って街角巡り(ロンドン)◆イギリス周遊⑤

 2013-12-20
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さて、暮れも押し迫ってきましたねぇ。
2013年の旅のハイライトは、何と言っても7月のイギリス。
あと残りを2編にまとめ、今年のこの旅ブログもスッキリと終わらせたい。

で、今回はロンドンを。
①ではハイドパークのカフェを取り上げたけど、ここではそれ以外の街歩きを。
今思い返しても、ロンドンは好きな街^^
緑や公園も多く、車もそうひしめいてなく、地下鉄に乗って縦横無尽に行きたい所へ行ける。
大都市だけど、どこかゆとりを持った
「大人の街」といった落ち着きがあるんだなぁ(´_ゝ`)y-~~~ 


それでは、気軽にブラっと♪


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さりげないけど、なんか趣がある一角。


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真っ赤なバスは、ロンドンのシンボルかなっ。


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シックにカラフルに。
ペイントされた車に、歩いていてもウキウキしてくる(^◇^)


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広告デザイナーだけに、看板やポスターを眺めるのも楽しい。
これなんか、いいよねぇ♪


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久しぶりに乗った地下鉄。
間接照明も取り入れ、どこか歴史と風格を感じさせてくれる。


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構内のポスターを、一つ一つ見ているだけでも面白い。


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「一服の絵」を見るようなシーン。


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犬も普通に乗っていいんだねっ^^
国が違うと、こういう事一つ一つに興味が沸いてくる。


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短い時間の中で、まず向かったのは、テイト・ブリテン。
近代美術館だ。


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館内の壁はとても大胆だ。
実はここは、僕も大好きなイギリスの画家:ターナーの本家本元。それをまず。
つい先日まで上野の都美館で、ここから借りた回顧展をやってたよねっ。


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そこからテイト・モダンに向かう。こちらは現代美術館。
テムズ川を挟んで、向こうに見える右側がそれ。


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ちょっとユニークなインスタレーションをやっていた。


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このEllen Gallaghr展って気になるなぁ(笑)
けっきょく時間がなくて、見るのは諦めたのだけど・・・。


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路上パフォーマンスを眺めながら。。


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それにしても、このサラサラとした樹木の葉のムードだけ見ても分かるでしょ!
ロンドンの7月は、まるで軽井沢のような気候。
東京の7月は、超暑苦しいのにねぇ(^_^;)


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スッとカフェでお茶を。
何気ない、こういう時間がいいよなぁ。ホッとする寛ぎとまどろみ。。


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そして、ノッティングヒルにやってきた。


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ここは有名なポートベローという観光通りなんだけど、このユトリ感!


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ちょっとユニークな店、発見!!


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ドリンクバーだ。このディスプレイの発想が面白いねぇ。


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1店、1店、じっくりと見ていきたくなる。


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これも何か不思議な感覚(@_@;)
今回はほんのサラッと廻っただけだけど、次回はもっとディープにこの街を歩いてみたいなぁ♪


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で、最後にアフタヌーンティーの事を。
異国の食文化に触れるのは、もう旅の醍醐味。
ただ、あの美食家のフランス人が、
『イギリスの食事は3度ともブレックファーストだけだったらいいのに・・・』と皮肉を言うぐらい。

まあね。。でも僕は、その土地のモノを何でも興味を持って美味しく食べれるタイプ。
だから、ん~、え~と、え~と、、
・・・うん、確かにあまり特筆すべきモノはないわなっ(爆)
でも、フィッシュ&チップスに「酢」をかける辺りは面白い!
けっこう合うねぇと思いましたぞ^^


ただ、この有名なイギリス食文化の一つ、アフタヌーンティーにだけは一言言いたいなぁ。

実はコーヒーと同じぐらい紅茶好きの僕。
Whittardのダージリンが今のお好み。キリッとシャープな味わいだ。
だから、「紅茶の本場」はどんなもんだろうと楽しみにしていたのだ。
ポットに並々と香ばしいカオリを漂わせ、ダージリン?それともセイロン?
あるいはアッサム?ウバ?ニルギリ?と。
各地方の紅茶を、優雅にその時の気分で飲み分ける、、
そんな本場のこだわりがあるのではと。。

・・・ところがだ、どこのカフェでもレストランでも、出てくるのは、
どの産地とこだわる風情もなく、十把ひとからげの「ただの紅茶」。
ひどい時は、ポットにティーバック ̄○ ̄;) 
キチンとしたレストランのアフタヌーンティーですらそうなのだ。
そして彼らは必ずミルクを入れて飲む。
『カップに注ぐのはミルクが先か紅茶が先か?』などと、まことしやかに議論されるともいう。

そんなのは、どっちだっていいのだよ。┐('~`;)┌
僕は紅茶の芳しい香りと透き通った味そのものを味わいたいのであって。。
もちろん、ミルクを入れる事が邪道だと言ってるのではないよ。
それはバリエイションの一つだと言いたいだけ。フレーバーティーと同じように。
だいたいコーヒーもそうだけど、ミルクを入れるという事は、
そのものの味を変容させるワケだから。。
そういえば、日本も未だにレモンを浮かべたりする妙な風習が残ってたりするわな。。

ただ、こんな事を書いてるけど、
いい環境やムードの中で飲む熱い紅茶は、何でも美味しい(爆)

そして、小さなサンドイッチやパウンドケーキ、
クロテッドクリームや手作りジャムを付けて食べるスコーンも、まあまあ美味しい。
でも日本人だと、これならランチの後のティータイムというより、ランチそのものでも充分(笑)

と言うわけで、紅茶をストレートで味わう、
「真の紅茶文化」を持つ国や地方は何処なんだろうと、、
またまた新たに探したりする楽しみも増えました。これなども旅の醍醐味だよねっ☆[゜ー^]
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真夜中からの彷徨(エジンバラ)◆イギリス周遊④

 2013-10-19
角1 角2 角3

さて、イギリスに戻って、今回は一番インパクトのあった地。
スコットランドの首都でもあり、重く深く、街自体が城を中心とした要塞のようだ。
そして中世の面影がそのまま残されていて、
歴史ある美術館そのものの中を歩くような気分だった。
7月の真夏だというのに、冷たい雨も降り、暗く陰鬱な霧が立ち込める。。

・・・でも限りなく美しかった。
歴史的な中世の都市が残されているという点で見れば、
おそらく世界一興味深く個性的な街ではないだろうか。

早朝、日の出前。4時前の暗いうちから歩き始めた。まだ夜だ。
そして少しずつ白み始め、荘厳なる朝を迎える。その光の移り変わりが好きだ。
そしてこの時間帯に、最もその土地の本質が現れる。息遣いが聞こえてくるように。。

とにかく歩くことだ。そして自分の目と勘だけを頼りに、
フッと「感じた」モノにさりげなく心のシャッターを押す。ついでにカメラのシャッターも。
自分が一対一で、サシでその土地と向き合えるプレミアムタイムがこの時なのだ。

今回も例によって、観光案内的な記述は一切ない。名所・旧跡の説明のたぐいも。
元々、自然の造形は別次元として、人間の造ったモノは「所詮」という気持ちが何処かにある。
そしてそれら以上に、自分が感じた「名もないシーン」に興味がある。
その人知れず異彩を放つ情況に触れた時にこそ、あ~自分は旅をしてるんだなと実感できる。

孤独だが、自由。旅とは自由を謳歌する事だ。
全ての五感が開放され、「異郷の中の異邦人」として、
あらゆる日常の鎖(くさり)から解き放たれる。
僕は、これこそ旅の醍醐味だと思っている。


で、写真一点一点に短い言葉(タイトル)だけを添えてみた。
この添える言葉はとても重要だ。その言葉で、作者の見ている視点が決まってくるからだ。
写真の絵柄だけで何かを語り、見る人間が自由にイメージするのもいい。
だけど自らがアートディレクター。ポスター等の「短いキャッチフレーズの妙」の世界で
ずっと勝負し鍛えてきただけに、言葉の重要性をとても意識している。

だから写真展などでも、添えてある言葉やタイトルを見るのも好きだ。
その作者の眼差しも感じられて、二重に楽しめる。
な~に、『自分だったらこの言葉を添えるのにな』で、自由に見ればいいじゃないか。

01

 黄金色の光のオアシス。


02

 天空の中に潜む、幻の街。


03

 コバルトの空がある闇の劇場。


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 スポットライトと喝采を浴びた三人の役者達。


05

 コッツウォルズが「ハチミツ色の村」なら、ここは「ハチの巣色の街」。


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 天使の眠り。


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 微粒子を伴なう、大気の眼差し。


08

 他界からのメッセージ。


09

 塔・源・郷 


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 (映画)未来世紀ブラジル。


11 12

 路地裏の息遣い。


13

 「街」という名のギャラリー。


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 音は石の中に吸い込まれる。


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 ゴミ出しの日の賑わい。


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 裏道の誘惑。


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 時間の回廊。


20

 『人生とは耐えることだ。。』 『あっ、そう。』


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 『だが、もういい加減にしてくれないか?』 『やだよ~だ。』


22

 ゴミ捨て場の、愛でたい紅白の宴。


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 最後に、、樹木の隙間から見えた塔に、一瞬ハッとした。
 映画:最後の猿の惑星のラストシーンに出てきた地底人のロケット。。
 僕にはくっきりとそう見えたのだ・・・。

◇ ◇ ◇

エジンバラ、、今のところ、僕の一番好きな街となった。
ロンドンとも違う、もちろんパリやローマやニューヨークとも。
もっとずっと不思議な哀愁に満ちた落ち着きがある。
写真は全てオールドタウンだが、ファッショナブルなニュータウンもすぐ近くに。
そして、花咲く公園や緑の丘、美術館や博物館も手の届く近さに。
歩いて回れる、ほど良くコンパクトにまとめられた瀟洒な感じがいい。

石の文化ならではの重厚なディティール。坂の多い複雑で立体的な地形。
そして都市としての陰と陽。華やかさと殺伐さ。伝統と破壊。秩序と無秩序。
それらが見事にギリギリの緊張感で危うく調和している。


こうなったら、見ておかなければならない街が幾つかあるなぁ。
プラハを筆頭にベルリン、リスボン等など。。
まだまだ僕の旅も第3章が始まったばかり。
イギリスの次回はロンドンをテーマにUPします。
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琥珀のモルト色をした村(コッツウォルズ)◆イギリス周遊③

 2013-09-24
角1 角2 角3

さて、イギリスの続き。このコッツウォルズ、湖水地方・エジンバラと並んで、
今回の旅で最も行ってみたかったエリアだ。
TV番組やガイドブックでも取り上げられ、
「イギリスで一番美しい村」とまで言われる集落がある所。
でも少しずつ湧き上がってくる期待感を刺激するのは、案外1行のフレーズだったりする。
僕自身がコピーライターでもある為か、この1行の言葉の大きさに敏感で、
自分自身も突き動かされる。そのフレーズがこれだ。

『ハチミツ色をした村、コッツウォルズ』。

・・・これだけだ。
これだけなんだけど、この1行で様々なインスピレーションが湧き上がってくる。
ハチミツ色って、実際見てみてどんな色なんだろう。。
この想像力って、写真を見て膨らます想像力と違って、とても感覚的なような気がする。
何よりも、この「ハチミツ色」という言葉の響きがいい。
何百年も前から何も変わっていないこの集落の、
オトギ話に出てきそうな甘酸っぱい可愛らしさをも表出している。


01

そしてとにかく簡潔だ。余計な尾ヒレを全て取っ払ったが為に、
逆にナイフの切っ先のようにリアルに印象に残るのだ。
コッツウォルズに向かう道中で、僕はこの「ハチミツ色」を、
頭の中で何度もリフレインしていた気がする(笑)

02

例えば、今僕が行ってみたい旅の地って、必ずこの魅力的な短いフレーズが存在する。
『太陽の海岸、コスタ・デル・ソル』、『天空の鏡、ウユニ塩湖』、
『失われた世界、ギアナ高地』等など。。
言葉は分かりやすくシンプルであればあるほどイメージが膨らみ、
そのフレーズは独り歩きを始め、強い印象を焼き付けるのだ。
これは俳句の世界にも通じるのかもしれない。

余談だけど、僕がプロデュースするジープ島も持っている。
『Water Planet 水の惑星、ジープアイランド』だ。

03

で、実際にこの地を歩いてみると、そのやや黄味を帯びた古い石造りの家々が、
その潜在的イメージを伴なって、より強烈な印象を持って迫ってくる。
この石はライムストーンといって、この地方で採れる石。
そしてほとんど全ての家や塀までもが、この石で造られている。
短い旅だったので、コッツウォルズのほんの一部の集落(ボートン・オン・ザ・ウォーター)
しか見る事が出来なかったのだけど、
この地方がこれほどまでに人々を魅了する、その片鱗だけは感じ取る事が出来た。

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そして、この地は秋の黄葉の頃に来たら、もっともっと素敵だろうと思った。
それも出来たらフッとパスを歩いて、数日かけて村から村へと渡っていきたい。
朝日・夕日のちょっと黄味を帯びた光。
その斜光を浴びた万華鏡のような色彩のハーモニーの中を。


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ただこのブログ、既成の「ハチミツ色」で終わったのでは僕が書く意味がない。
もう既に様々な紀行本も出てるし、詳しくこの地を紹介した本も沢山ある。
そんな中で帰ってきてイメージを膨らませている中、
もう一つこの石の色を表現する言葉が浮かび上がった。
このイギリスを語る上でなくてはならない、スコッチの「モルト」というワードだ。
そして、僕自身が大のスコッチ好きとして、この事に触れない訳にもいかない。

実は旅の準備をする時にかなり迷ったのだ。
いつもは必ず適量のスコッチ(シングルモルト)をスーツケースに忍ばせて、
旅のお供のようにたしなんでいる。
でもここは「本場」。だからこそ現地調達した方がいいのではと。
その方が旅の臨場感がグッと膨らんでくる。
でも情況は全く分からないので、備えあれば憂いなしで、持っていく事に。

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これが大正解だった。まずイギリスは物価が高い。
驚く事に本場で買う方が5割ぐらい高いのだ。
おそらく、普通の店では観光客のオミヤゲ用として並んでいるのだろう。
住民はもっと安く手に入れられるルートを持っているんじゃないかな。

いずれにせよ、自宅に常時10本ぐらい様々なモルトが並んでいる程のモルト好き。
本来だったら絶対に蒸留所を訪ねたかった。
出来れば一番好きなアランやクライヌリッシュの。でも今回は無理。。
ならばと、エジンバラでスコッチ博物館のような所に行ってみた。
ここ、実際のスコットランドで、イギリス人にとってスコッチがどういう位置付けなのか?
それが感覚的にとてもよく分かった。

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例えばこうだ。すぐ隣にいた4人連れの大学生ぐらいのイギリス人の女の子達。
その表情と仕草で。とても熱心に食入るように解説を聞いているのだ。
ざっくり言うと、これはもう「酒」という範疇を越えて、「伝統工芸品」に近い感覚だなと。

例を挙げると、どこそこの窯で焼いて、誰それの職人がじっくりと何年もかけて焼き上げた
珠玉の一品という感じで。だからこそ僕がはまっている訳だけど。
蒸留所には行けなかったが、何かこの「ニュアンス」に触れられただけで、
今回はとても収穫があったと思う。

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この伝統を守って大切に造り上げてきた頑固一徹のモルト。
その琥珀色が、このハチミツ色の村と重なり合う。


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その土地でしか採れない麦とピートと水だけで、何代にも渡って造り上げてきたモルト。
何百年も変わらず、その土地の石だけで造られた家々の村が紡ぐ日常の光景。

深くじっくりと熟成された物だけにしか訪れない、深遠なる深い味わい。。
イギリスという国の本質が、何かここにあるような気がする。


10

◇ ◇ ◇

1週ないしは2週で1編というこのブログのペース。
自分自身も楽しみながら、伝えたい事・表現したい事を、
言葉と写真でまとめるには丁度このぐらいがいい。
しかも全く新しい「ジープ島物語」というブログも近々立ち上げる為、少し忙しくなるので。

ただ、イギリスは何とか年内に終わらせたい。
来年早々、次の海外旅を考えているからだ。それは、パラオ。
僕のダイビングの原点のような地。もうかれこれ10回行ってるのだけど、
来年で17年ぶりとなる。まさに久しぶりの里帰りという訳だ。
それで今後のイギリスを、何とか以下の4編にまとめ上げようと思っている。

④伝統と破壊とロックと(エジンバラ)
⑤ワーズワースとポターに触れて(湖水地方)
⑥地下鉄に乗って街角スケッチ(ロンドン)
⑦風のように通り過ぎた街(道中)


そして「月一旅」が自分のライフスタイルなので、この合間にそれらがお邪魔する形(笑)
年内は、一宮のサーフストリート、山形の酒田・鶴岡、北九州の門司港、
兵庫・岡山・広島の山陽流れ旅などを考えている。国内もまだまだ見てみたい所が沢山だ。

更に旅の中で、人々が自分の住んでる土地を愛している事。
それを見るのもとてもいい旅の要素なのだ。
だから引越しもした事だし、たまには自分の「我が町」も登場させないとねっ☆[゜ー^]
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朝霧の沸き立つ湖面にて(湖水地方)◆イギリス周遊➁

 2013-08-15

角1  角2  角3

今回のイギリス旅、大きく分けて3つのメインストリームを考えていた。
一つは夏の避暑地としての湖水地方、そして可愛らしい町並のコッツウォルズ、
更にスコットランドの古都:エジンバラ。
ロンドンは1回行った事があったので、それほどのメインではなかった。

で、この湖水地方、行く前から期待と想像が膨らみ、とても楽しみにしていたのだ。
というのも、日本での「夏の高原への避暑」というのは、もう僕の絶対的定番なのだ!
森と湖、そして草原と原生花。人の少ない静かなる大自然の私情。。
ほとんど行きつくした感のある日本のそれと比較して、さてどうなの?と。

3年前にスイスアルプス、5年前に北米のイエローストーン、
それ以前にも、ヨセミテ、NZのタウポ湖、カナディアンロッキーetc.と行ったけど、
日本と比べての違いがとても面白く興味深かった。
(日本だって個性や美しさでは負けてないけど)
そしてこの標高の低いなだらかな草原の湖水地方、地形的には今まで経験した事のない
「高原」ならず「低原」。(笑) それなのに高原の情緒があると。。(@_@;)

今回はこの湖水地方の中心的存在のウィンダミア湖ではなく、
はるか北のアルス湖の畔にあるホテルに泊まれた。
これはほんとラッキーだった!
前者は観光シーズン故に人が多く、ちょっと風情に欠ける。
おそらくこの地の底力を見るには、やや俗化している感がある。
それに比べて後者は訪れる人も少なく、
ある意味「湖水地方とは何か?」の真髄をある程度見せてくれ感じさせてもくれた。
まだまだこの地方のエリアは広く、もっともっと奥が深いだろうけど。(^_^;)

そしてそんな立地のいいホテルに泊まり、
早朝まだ暗い内から湖を散策できた事はほんと嬉しい今回のハイライトだった。
僕は常々、その土地の本質を知る為には最低でも24時間その場に居なければと思っている。
特に重要なのは早朝の日の出前。
誰もいない中で、自分とその土地と1対1で向き合い、サシで会話ができるから。☆彡

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暗い内から歩き始めてしばらく経ったが、ようやく大気が青く染まり始めた。
夕暮後の一瞬もそうだが、光が安定して続く昼や夜と違って、
このトワイライトな時間帯は全てが刻々と変化する。
それは自然が様々な表情を見せてくれるプレミアムタイムなのだ。

02
だから何もかもがドラマチックであり、
「地球という星」そのものが雄弁に語りかけてくれている気がする。

03 
朝霧が沸き立つ桟橋が何とも印象的だった。
まるでコローの風景画を見ているかのよう。。

 04 日の出前の朱を湖面に映し、霧の中を白鳥がス~っと横切っていく。

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まるで尾を引く波が、静かに過ぎていく時間の航跡のように。。

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全体にボ~っとホワイトイメージ的に水蒸気に包まれている。

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 対岸のシーンの造形がとてもシュールだ!(@_@;)
この見え方は、この地ならではのものだろう。

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そして景色がほんのりと色付いてくる。

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丘にも沸き立つ霧が。
まるで自然が創り出す『静寂と始まり』という名の舞台演出のよう。。

10 
ポツンと見える石造りの家、どっしりとした樹木、彼方の森、草原の広がり、
大気の蒼い色、重い光と影とのバランス。。
このシーンで、ようやく『湖水地方とは何か?』に、少し触れられた気がした。
この場合、言葉よりも写真が雄弁にその世界観を語ってくれている。

11 
厚い雲の上からようやく太陽が顔を出した。
さすがにけっこう寒かったのだけど、この暖かな温もりがとても心地いい。
さっそく腰を下ろしてブレイクタイム。「マイ・シークレットBAR」の始まりだ。
僕は気に入った所があれば、そこを特設BARにしてしまう主義。(笑)
酒はもちろん持参したこの地方のスコッチ、アラン14年・46度。
最高に旨いシングルモルトだ^^
朝酒っていうのも、「旅の自由な時間」の中ではなかなか乙なものなのです。☆[゜ー^]

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そして太陽がぐいぐいと力強さを増し、辺りを見事なリーフグリーンに染め上げる。

13 
いつもはただ黙々と草を食べている印象のヒツジ達だが、、そうではない。
彼らも嬉しいのだ^^

14 
この表情を見よ!

15
ホテルはこの湖畔の丘の上に建ち、湖の岸までが敷地。
特に高級ホテルという訳ではないのだけど、
何かそれだけでも、とても贅沢な気分にしてくれた。(´_ゝ`)y-~~~ 

◇ ◇ ◇

少し前に北海道の夏の礼文島に行った事がある。
標高は300mぐらいの平坦な島。そこを花々を愛でながらトレッキングをした。
吹く風や咲く花々は、まさに信州の高原。しかしすぐ下が紺碧の海。(@_@;)
とても不思議でシュールな気がした。で、こんな風に思った。
標高1300mの霧ケ峰を上300mだけ残し、下1000mを取っ払い、
上だけストーンと大海原に落としたようだなと^^

この湖水地方も標高300mぐらいだから、まさにそれ!
平地なのに高原に咲く美しいヤナギランが普通に咲いている。
「緯度の差」というのは、こんなマジックを平然とやってしまうのかと、改めて思ったのだった。☆彡

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陽のあたるハイドパークのCAFEで(ロンドン)◆イギリス周遊①

 2013-08-08


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さて、この「フォトブログ」も再スタートだ。
書きたい!と思っていてもこの1年、怒涛のように変則的で忙しい日々。
なかなかUPできなかった。(;>_<;)
それでも、我が旅人生、、回数を減らしても小さな旅は続けていたのだけど。。


そしてようやく落ち着いた中、念願だった10日間のイギリス旅。ふ~、ようやくだ。
しばらくこのシリーズを軸に展開していくので、よろしく~(^◇^)
初回なので、イギリスそのものについて色々書きたい事があるのだけど、それはオイオイと。。
今回はこのシリーズの概要が固まったので、それを。

② 地下鉄に乗って美術館巡り(ロンドン)
③ ノッティングヒルの街角スケッチ(ロンドン)
④ ハチミツ色の壁の家たち(コッツウォルズ)
⑤ ワーズワースとポターに触れて(湖水地方)
⑥ 朝霧の沸き立つ湖面(湖水地方)
⑦ 田園のそよぎ(道中)
⑧ 風のように通り過ぎた街(道中)
⑨ 城と伝統と破壊とスコッチと(エジンバラ)
⑩ 早朝の徘徊(エジンバラ)


以上、全10編。タイトルは仮題。エジンバラから入り、南下してロンドンへ縦断した行程だった。
ただ、ここでは旅の日記のような時間軸は取らない。
そして観光案内的なものは、全てガイドブックや他の方のblogに委ねるとして、、
主題を絞った感覚的でハイパーな、そして心象風景的なものにしようと思う。
だからUPする順番も、その時の気分や情況によってチョイスしていきたい。


更に久しぶりの「フォトブログ」のUPで、改めてこんな風に思う。
『旅は帰ってきても終わらない』、と。
五感を研ぎ澄まし、あらゆる「モノ」を感じ取ろうとする「旅の渦中」が、確かに一番の「華」。
ただ、その短い刹那でインプットされた「モノ」は、その後も少しづつ熟成して再び開花する。
だからまたここで旅の続きをするように、楽しみながらUPしていきたい。

で、第1弾は、これ。
初回で前置きが長くなったので、ロンドンという街についての事は次回に回すとして、
今回は軽やかに、爽やかで肩の凝らないテーマでいきたい。
ただ1点だけ。テムズ川の汚濁は別として、ロンドンは予想以上に好きな街となった。
平地で人の多い大都市なのだけど、この真夏の季節に暑さのストレスが全くなかったと言っていい。
さすが、北の街!☆[゜ー^]

1.jpg
この日は日曜日。さて、どこへ行こうかと。。
ストリートや美術館は混んでいるので、足を向けたのはハイドパーク。
東京で言えば新宿御苑といったトコロか。
観光客が押し寄せる「名所」よりは、ロンドンっ子がまったりと寛いでいる所に行きたかった。


a02 
無料で入れる公園としては、とても手入れが行き届いている。
何よりも日本のように、子供や中高生のうるさい嬌声や迷惑な「ふざけ」がないのがいい。
これだけ見ても、成熟した大人の街という感じがして、とても好感が持てる。


a03
静かだから、アオサギのフッとした詩的な佇まいにも引き寄せられる^^


a04
一見すると何て事もない、ごく普通のCAFEがあった。
ただCAFE好き(笑)としては、何かここには不思議と閃くものがある☆彡
でも折角のロンドン、店は選びたい。。すぐに席に着かないで、少し観察する事に・・・。


a05 
陽光が幾つかの、スタイリッシュな光のオブジェを形成していた。
この中にスッポリと入りたいと思った。よしっ、ここで少し落ち着くことにしよう!♪


2.jpg
湖面からの涼しげな風。居心地が良いのは、やはり「水」のせい?


3.jpg
光が踊り、時が止まる。そして「感覚だけの存在」になる。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・


a08 
ロゼワインのピンクが、この芳醇な一瞬を全て語っている。
CAFEで寛ぐ充実した無為の時間。ここにはその全てがあった。 


4.jpg
時々陽光を慈しむかのように上を見上げ微笑み、
このCAFEでのひと時を完璧に楽しんでいた一人のご夫人。
そのとても印象的で、サラッとした素敵な表情は一瞬のもの。
だから上手く切り取れなかったけど、このショットでも少しは感じてもらえます?


5.jpg
アイスクリームコーナー越しに覗く、魅力的な空間。
リゾートのようにとても洗練された明るいシーンだ。


a11 
構成主義の絵画のように、その空間のコンポジションをフレームで切り取る。


a12 
ん? このコーナーの兄ちゃん、僕がカメラマンだと思ったらしく、
ツカツカと笑みを浮かべながら寄ってきて、こう言った。
『写真を送ってもらえないでしょうか? メルアドを教えます』と。
『OK、OK。では改めてもう1枚』。
・・・それがこのショット。前ボケがポイント。☆[゜ー^]
とても感じのいい青年だったので、そろそろ送ってあげようっと。(笑)


◇ ◇ ◇

今後はだいたい1~2週間刻みでUPします。年内ぐらいで完結できたらと。。
ノンビリと続けていくので、是非また見に来て下さいね~\(^o^)/

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