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静寂なる気配の美学を求めて◆京都(後編)

 2012-04-29
角1  角2  角3

さて、京都の後編。
旅の地を想い計画を立てている時、必ずかつて聴いた曲(歌)というものが、
どこからともなく沸き上がってくる。

ご当地ソングというわけでもないのだけど、これがけっこう旅の重要なファクターになる事が多い。

まだ見ぬ土地のイメージが、その曲を通して仄かに浮かび上がり、
甘酸っぱい期待と郷愁を感じる時、あ~、旅を計画するのって楽しいなぁと思う。(^◇^)


今回浮かび上がったのは、1966年にリリースされた、「女ひとり」。作詞は永六輔だ。
どこかで聴いた事がある人は多いと思う。とてもいい曲だ^^

(1) 京都 大原 三千院  恋に疲れた 女が一人
  結城(ユウキ)に塩瀬の 素描の帯が  池の水面に 揺れていた
  京都 大原 三千院  恋に疲れた 女が一人

(2) 京都 栂尾(トガノオ) 高山寺  恋に疲れた 女が一人
  大島紬(ツムギ)に つづれの帯が  影を落とした 石畳
  京都 栂尾 高山寺  恋に疲れた 女が一人

(3) 京都 嵐山(ランザン) 大覚寺  恋に疲れた 女が一人
  塩沢がすりに 名古屋帯  耳を澄ませば 滝の音
  京都 嵐山 大覚寺  恋に疲れた 女が一人


行く前はなんとなく口ずさんでいたのだけど、(1)の2小節目まで。実はそこまでしか知らなかった。。
戻ってから気になって調べてみて、
初めて、『あ~、こういう歌詞だったんだ。高山寺と大覚寺もあったんだ~』と。(笑)

でもこれはやはり、「大原 三千院」の語呂と響きが抜群にいいよね^^
それと、「恋に疲れた 女が一人」というフレーズも。
もうこれだけで、
京都の「仄かに憂いを伴なった旅の詩情」が浮かんでくる♪


それで、哲学の道ともう一つ絶対に行きたかったのが、この三千院だった。
京都駅からはバスで1時間もかかる、かなり奥まった郊外というのにもそそられた。

で、実際に行ってみて、、ん~、まずまずかな^^
大型バスで乗り付ける団体客がいないだけでも、何かホッとする風情もあるし、
寺そのものもゆったりとしていて、素朴で好感を持った。

今回はそんな気分を中心に、京都の「気配」のようなものを表現できればと。☆[゜ー^]  


01

三千院の有名な「わらべ地蔵」。
表情が豊かで、思わず笑みがこぼれてしまう^^


02

静かに、そっと静かに。。


03

窓越しに見る風景が好きだ。
それは、自分の肉眼で自由に構図を切り取れるから。


04

時間すら切り取られている気がする・・・。


05

これは嵐山の竹林の道。
ここも不思議な静寂が迫ってきて、とても良かった♪


06

異次元への空間散歩。


07

銀閣寺の庭での、水の落ちる様。
この一角の落ち着いたムードはいい。やはり「苔と水」は必要だ。

それをただ見つめ、水の落ちる音を聞いているだけでも、
深い過去にまで遡れるような気がしてくる・・・。



08

無我の境地。


09

風鈴も春なのに、京都では全く違和感なく、
爽やかな音を奏でる。*:..。♦♫⁺♦*゚¨゚・*:..。


10

眼で見える、音のカタチ。


11

南禅寺の三門にて。
和服がごく普通に日常にある風景って、いいよねぇ^^


12

別界への入口。


13

桂川の夕暮。
大きな街のすぐ近くに、これだけの自然が残る川が流れている。。
いい街には、いい川がある。☆彡


14

まるで、日本画のように。


15

こういう小路を、ただぶらぶらと歩くのがいい。
それも、夕暮から夜にかけて。

そして、この時間帯では、不思議な発見をし、ハッとする時がある!(@_@;)


16

「生き物」のように浮かび上がる光景。

◇ ◇ ◇

さあ、次回のこのエリアの旅が、今から楽しみだ^^
ここは何だかんだ言っても、僕の好きな「小京都」の本家本元。
やはり、「日本の町と歴史の美」が集積しているからなぁ。。

ガイドブックに載っていない、自分だけの「京都という異界」を求めて。☆[゜ー^]
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桜の散りギワの美学を求めて◆京都(前編)

 2012-04-25
角1  角2  角3

さて、行ってきました、京都へ。
前回でも書いたけど、ここへ行くのは中学の修学旅行以来。
だからキチンとした「旅」としては初めてと言っていい。

旅を人生の中心に置いている僕(笑)にしては、意外と思われるかもしれないけど・・・。
ただ、それほど大きな理由はない。
しいて言うなら、『京都とハワイは似ている』かな、と^^
どちらも観光地としては、誰もが知ってる超メジャー。
もう散々情報も溢れ、人も多いし、わざわざ自分が行かなくてもねぇ。(^_^;) 
「マイナー志向で、新しいモノの発掘好き」としては、ちょっと・・・という感じだった。

でも、分かっている。この2つの本来の良さは^^
観光客でゴミゴミしているのは、ほんの一部だけ。
巨大だけど、奥が深くて独自の文化が魅力的。
ちょっと入り込めば静けさもあり、住民がその土地を愛している気配も感じられる。
そして、自分なりの楽しみ方ができそうな懐の深さも、この両者はそっくりだ。


で、実際に見てどうだったかと言うと、
もちろん、まだまだ全然深い部分は語れない。
駆け足でほんの表面の一部を撫でさすったぐらいの行程だったので。。
でも次回は、「自分なりのオリジナルな京都」っていうのを模索できるのではないかなと♪

そう!「次回」が視野に入ったという事は、
やはり『日本の町文化の一つの極み』って思った事が全てかな。
あくまで「ほんの一つの」だけどねっ☆[゜ー^]

5日間の旅の行程をざっと言うと、、

1日目・・・出足が遅れ、スタートしたのが午後2時過ぎ。まずは押さえで清水寺やその界隈を見て、
      円山公園の夕暮でフィニッシュ。
2日目・・・この日はレンタサイクル・フル稼働。駅近くのホテルから高瀬川沿いをずっと北上し、
      木屋町や先斗町、祇園界隈を散策し、哲学の道を往復。
      銀閣寺、南禅寺を見、二年坂、石堀小路で夜を迎え、ラストは高台寺のライトアップを。
3日目・・・この日もレンタサイクル・フル稼働。桂川沿いに嵐山まで行き、渡月橋、竹林の道を歩き、
      天竜寺でたっぷりと過ごす。帰りも桂川の土手を走り、夕暮を堪能。
4日目・・・朝からBUSで大原へ。三千院とその周辺をたっぷりと見、音無の滝にも行き、
      田園風景の中で夕暮を迎え、その後ゆっくりとユーターン。
5日目・・・朝から雨だったので、新しくオープンした京都水族館へ。
      仕事の関係もあり、午後には東京に向かう。        

といったトコロ。実質3日半。・・・思っていたとおりだ。


ここは有名でなく、人があまり来ない、
小さくてもムードのある、自分なりの「好みの寺や小道や店を探す」のが面白そうだなと♪

そして、京焼や京の織物を愛で、京菓子や京料理に舌鼓を打つ事も。☆[゜ー^]

今回はまだまだそれ以前の、浅く駆け足の行程だったけど、
自分なりに京都で感じ、シャッターを押した写真を掲載してみよう。

写真は単体よりも、2枚以上で組み合わせる方が断然面白い!
ステレオ効果としてのイメージの広がりと、和音の共鳴と、物語性が生まれる。

そこで今回は、2枚の写真(中・大)の1セットで表現してみよう。
8セットの16枚。それぞれ注釈と感覚的な言葉を添えて。☆彡

やや多いので、前編と後編の2回に分けてみる。


01

哲学の道、、ここへは真っ先に来たいと思っていた。
かつて、西田幾太郎ら哲学者がよく歩いていたという。。
で、今は完全に人気の観光小道になってしまっているが、その面影は残っている。
堀川や草木のムード、道沿いの店も洒落ていて控えめで、とても好感を持った。

早朝だったら人も少なく、充分思索も楽しめそうだ。次回は必ず。(´_ゝ`)y-~~~ 


02

花びらの和音。


03

今回は桜のタイミングがドンピシャだった。東京よりは一週間は遅れているだろう。
まさに期待していた桜の舞い散る中を、そぞろ歩く事ができた。そして花びらの絨毯(じゅうたん)も。

あ~、やっぱり「桜旅」は必要だ!
外国人旅行者が目を皿のようにして見入ってる光景を眺めるのも、日本人として妙に嬉しい♪
そう、これだよ!これが日本の美だよ!、と。(^◇^)


04

池にも桜は咲く。


05

ここから4枚が嵐山の天竜寺の庭。もう、ちょっとした植物園の様相だ。
天気にも恵まれ、「花開く春」を思う存分全身で受け止める事ができた。

光があれば影もある。その陰影は深く濃く、そしてはかなく。。



06

百花繚乱、花の舞い。


07

この寺で特筆すべきは、ミツバツツジが見事な事だ。
それにシャクヤクも加わり、「春」そのものに陶酔していった・・・。


08

気配の宴。


09

とてもチャーミングな外国人女性を見かけた。
この桜を見て何を思うのかなっ^^


10

絶妙なるバランス。


11

京の寺は苔(こけ)がいい。
手入れは大変だろうが、湿度の高い日本ならではの趣がある。


12

内照的な陰影。


13

やはり枝垂れ桜には魅せられる。
そして夕暮とのピンクの共演は、僕が抱える桜の大きなテーマだ。


14

空(くう)の彫刻。


15

そしてその夜、高台寺のライトアップも堪能した。
雅(みやび)な意匠の中に・・・。


16

陸にも深海はある。


◇ ◇ ◇

京都、、次はモミジの頃と、雪の降る中に来てみたい。

もしかしたら四季のある国では、一年を通して見ていかないと、
その土地の本当の本質は、やはり見えてこないのかもしれない。。
一日を通して、光の移り変わりや様々な現象を味方に付けないと、
「真の絶景」が見えてこないのと同じように・・・。


後編は、「音」や「気配」をテーマにUPしてみるつもりだ。
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