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江戸時代の町並が残る、驚異の漁村◆鞆の浦(前編)・2014年10月

 2014-11-20
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尾道を後にして向かったのは、鞆の浦。
しかもこの日土曜だったので、運のいい事に、「尾道⇔鞆の浦間」の定期観光船が出ていた。
1時間ほどの船旅。陸路ではなく海路で移動するなんて、瀬戸内らしくて何ともイキだ♪

さあ鞆の浦に着いた。ここは今回の山陽旅を計画する中で知った地。
でも結果としては最もインパクトが強く、旅の行程の最後に持ってくるのに相応しかった。
特に、記念すべく驚くべき体験が出来たのだけど、その話は後編に持ってくるとして、
ここでは昼間の村歩きを中心に語りたいと思う。


その前に最近感じるのは、自分の旅のスタイルが「ロケハン」に近い事だ。
もちろん写真も撮るのでプライベートな「ロケ」とも言えるのだけど、もっと本質的な部分で。。

広告のアートディレクターとして、今までも色んな所で実際にロケをした。
そんな中で特に印象に残っているのは、JTBの50周年か何かの記念ポスターを制作した時。
僕の考えたコンテはこうだ。
巨大な木の中腹近くに、正装した男女が静かに佇むシーン。
驚異の巨木もさることながら、そこに人が立っているという驚き(@_@;)
「不思議で未知なる場所へ向かう」がコンセプトだった。その案が採用された。

そしてロケは、スタッフと共に、その巨木を探すことから始めた。
向かったのは奥日光の原生林。
色々探し回る中、西湖の近くにイメージにピッタリの巨木を見つけた。
そこにモデル2人によじ登って立ってもらい、撮影し、ロケは無事に終わった。

やはり「現場」はいい♪

その、 「ロケハンで自分のイメージにピッタリの場所を探す」、
もうこれが、その頃から仕事としてもプライベートとしても
体に染み付いた「性(さが)」のようなものになっているのだ。

お店選びにも労を惜しまないし(笑)


で、今回の鞆の浦。大急ぎで再計画したエリアだったので、ほとんど予備知識もなかった。
またそれはそれでゼロからの出発だったので、逆にとても新鮮だった。
そして歩いてみると、ここも色々とロケ地として使われているのが分かったのも面白かった。

その一つが、「崖の上のポニョ」の舞台イメージとして。
更に「ウルヴァリン・SAMURAI」の、日本でのロケ現場の一つとして。
すでに見て印象に残った映画やドラマの「ロケ地散策」も楽しいけど、
その逆もしかりなんだなぁ♪

そして戻ってから、立て続けにこの2本の映画をDVDを借りてきて見たのだった。
ポニョなら、『あっ、あそこだ! 随分と村落の一角を忠実に描写しているなぁ』とか。
ウルヴァリンなら、『おっ、あそこ、あそこ! ん~、もう少しいいロケ場所があるのになぁ』とか、ねっ☆[゜ー^]

今回は、そんなロケハン気分でUPしてみたい。

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少年と少女のこんな後姿って、けっこう絵になるよねっ☆[゜ー^]
この微妙な距離感が、初々しくていいな♪

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ここには江戸時代の家屋も多く残っているという。驚きだ!
そんな古い家屋は何をやっても(笑)不思議な味わいがある。。

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ん~、新旧店頭POPの競演だ!☆彡

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この通りは、さりげないけど、いい♪
観光化された「古い町並」とは違い、今でも普通に人々がここで生活しているのだから。

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そして、ちょっと小粋な暖簾(のれん)のワンシーン。

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何かSFチックにすら感じるのだよ。。
「裏道フェチ」というのがあったら、僕はまさにそうだな(笑)


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見よ!この交番の明かりのデザイン。
観光用に創ったのだろうけど、「警察」だけに、それでも面白い♪

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こちらはもう、純度100%の地元民の為の店。

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200%と言ってもいいかも(笑)

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ランチに入る店選びも大切だ。
迷ったあげく入ったのはここ。店構えが、とにかくいいねっ♪
ハヤシライスしかない店だが、それも良し!

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もう入口から「キタ」ねっ(@_@;)

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「昔の台所でそのまま食事をする」が、この店の売り。なんともディープだ。

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ハヤシライスはとても美味しかったのだけど、特筆すべくは、女将さんのおおらかさだ。
この地には宝命酒という昔から造っているリキュールがあり、
この小さなエリアだけでも蔵元が4つもある。この地最大の「ご当地土産(みやげ)」だ。
それが食卓にドン!と4本並んでいて、どうぞ自由に試飲して下さいと(^◇^)

そこは超の付くノンベ。『お~、これは○○、こっちは××ですね』なんて講釈を垂れ、
この期に乗じて飲んでいるとて、もっと強いのもありますよと、
更に上級酒を2本も持ってきてくれた。
食事と共のビールや日本酒代わりに、何杯無料で飲んだことだろう。。(笑)
この店、超お勧め!(爆×10)

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このシーン、ちょっといいねっ♪

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これは何だろう? たぶん作者?なりに意味があるんだろうね!
お皿はクルクル回っていた。ん~、ストレンジ・・・。

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時を重ね、風化されたモノにしか出せない味わいというものは、ある。

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不思議と、このシーンに一番「鞆の浦」を感じた。。

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そしてふと通り過ぎようとした一角。
『!!!』ハッと思い、すぐに引き返して撮った一枚だ。
この時の現場の「空気感」は、写真に収めるのは難しいかもしれない。。
何でもないようだけど、生活が滲み出ているような、
それでいて「白昼夢」のようなシーンだった。この感覚、伝わってくれるかな?


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こんな通り沿いに坂があったので、どんどん登っていった。
ちょっと気になったCAFEもあるのだ。

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『じゃーん!』 この店は「サラワスティ」という名で、全体にとてもいい風が流れていた。
「崖の上のポニョ」ならず、「崖の上のカフェ」。

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とてもセンスのいい店だった。
この店だけで、ブログ1編が書けるぐらいに。。

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手作りケーキと自慢のコーヒー。
器も凝りに凝っている。

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オーナーの奥さんは、以前福岡で画廊をやっていたという。
店の半分はひいきの作家のギャラリーだ。
色々話していると、もう話が尽きない・・・。また訪れてみたいCAFEだ(´_ゝ`)y-~~~ 

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さあ徐々に陽が傾き、薄っすらと辺りがサーモンピンクに染まってくる。

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「夕暮れの形」が見える。

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この場所。穏やかなここの海にしか出せない色が辺りを包み込む。

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『来たな、瀬戸内に・・・』 そんな事を感じさせる一時だった。

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少しずつ、港もトワイライトな光に包まれる。

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大気そのものが、心で飲むカクテルになる。。
光と水と風を天空のグラスに入れて、軽くシェイクしたような、ねっ( ̄▽ ̄)b


旅に出て、さりげないけど何か心に残る1枚のシーンを写真に撮ってみる。
それをブログにUPし、紹介し、訪れた人とそのイマジネーションを共有できたらいいなと♪
今はシンプルに、そんな事だけを思っている☆彡

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坂の上でひっそりと呼吸する店◆尾道(前編)・2014年10月

 2014-11-02
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さて、10月に行った旅のエリアは、瀬戸内。
その中心部に絞って、倉敷に3泊、尾道に2泊、鞆の浦に2泊。
これに途中で寄った岡山市も加えて、8日間で4つのエリアを旅したことになる。

元々、山形の酒田・鶴岡で計画を進めていたところ、この週は東北方面の天気が特に悪く、
急遽、前から行ってみたかった上記のエリアに変更。こちらも全て初めての地だ。
大急ぎで再計画する中、この鞆の浦という港町も知ったのだった。
この地名すら知らなかった所がかなり魅力的な気がし、ラストを締めくくる計画で。
これが予想以上に的中! とても素晴らしい体験ができた。

国内も、まだまだ果てしなく、未知で広い!!(@_@;)


今回は、世界にも名が知られる「名地」の数々。
それぞれとても印象深かったので、まとめるとちょっとボリュームが出てくるだろう。
今回も時間軸ではなく、印象に残ったテーマ別で構成してみたい。

倉敷で2編、岡山市で1編、尾道で3編、鞆の浦で2編。
絞りに絞ったとしても計8編にもなっちゃうけど、まあ気長に入れていくつもり。
それも、ひっそりと(笑)、ねっ☆[゜ー^]
よろしかったら、是非、旅の追体験をご一緒しましょう。
ではさっそく尾道のこのテーマから。

坂の町としてまず浮かぶのは、函館、長崎、そして横浜、神戸。全て大きな街だ。
それに比べてこの尾道は、ほんと小さな町。
でもこれだけ有名だというのは、それだけ魅力的なのだろう。前からとても興味を持っていた。

それに上記の4つには、必ずハイカラな歴史的背景で異人館や教会があるけど、
この尾道は徹頭徹尾、「和」の世界。一般の民家と神社・仏閣がメインだ。
それだけ「日本の伝統美」が息づいていると言える。
数々の文学や映画の舞台になった事でも知られている。

さあ、どんなものだろうとワクワクする☆彡

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まずは、丘の上までロープウェーを使って登る。
ここからゆっくりと、坂を下りながらのそぞろ歩きが一般的。

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四国とを結ぶ「しまなみ海道」の、最初の尾道大橋を望む。
無数の島々が浮かぶ瀬戸内海。
面白いことに、これだけ旅好き・島好きの僕ですら、この海をまじまじと見るのは初めて。
このテーマは鞆の浦の方で。

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有名な「文学のこみち」の入口だ。
多くの歌人や小説家たちが幾度となく通った道。。

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確かに趣がある。
木々の隙間から先人達の囁きが聞こえ、光もユラユラと遊んでいる。

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歌碑にも味のある、独特の佇まいが。

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旅に出るという事は、もう一つ深く人生を味わうという事。
こうも言える。
『旅とは、徹頭徹尾、文学的でなければならない』と。

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川のような海峡が横たわる。内海ならではの穏やかな海面。
瀬戸内海とは、やはり日本のここにしかない文化が息づく、広大で独自のエリアだった。

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※拡大して見れます。
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車の通らない、海を見下ろす静かで風情のある小道を歩く。
僕の大好きな道。
もう嬉々として歩き回った。後半は、登りもいとわずに(笑)

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これが尾道か。。さすがだ!
漠然と映像の中では知っていたけど、
やはり実際に歩いてみると、その良さがくっきりと見えてくる。

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ふと振り返ると、道が空に向かって続いていくような錯覚に捕らわれた。

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坂には海に向かい、そして空に向かう道がある。

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斜めにひしゃげ、崩れかかったような道も、また、味。

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もはや旅の道中には欠かせない、昼間のCAFE。
一番ピピッときた店に入ろうと、選んだのがここ。

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僕が思う「いいCAFE」の条件の一つが、外に開かれているテラス席がある事。
ここにも、ほんの小さな一角だけど、ホッとできるスペースがあった。

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カタバミの一種が、さりげなく咲き乱れているのもいい。

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別名「おのみち文庫」というだけあって、
尾道ゆかりの作家の本や資料で、さながら文学館のような趣だ。

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そして出窓から見える景観に、思わずハッとした。
『外に続いていく!』と。

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ではこの窓辺で、かつての文人のように、ゆっくりと寛(くつろ)ぐとしよう。

『写真を撮ってもいいですか?』と、店の女将さんに聞いたら、
ちょっと微笑みながら、
『こんな崩れかかったような所で良かったら』と、素敵な言葉が返ってきた。

その後、この店にまつわる様々な話を聞いた。
ここは代々から続く持ち家で、この建物は元々隣接する「蔵」だったという。
それをCAFEにリノベーションし、
この出窓は先代のお婆さんが趣味で創ったという。

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日本には古来から、内と外が融解していくのを楽しむ文化がある。
中庭にしろ縁側にしろ土間にしろ。。


「内と外=自己と外界」。それは最も重要な哲学的テーマをも含んでいる。

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それを、10月の爽やかな外気が出入りする、このささやかな出窓にも感じられたのだ。

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この店で、尾道を旅した一つの記憶が、鉱物の中に散在する
トパーズの原石のように結晶化されていく気がした・・・。

【帆雨亭】 http://www.onomichi.sakura.ne.jp/han-u/

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古い民家が数多く残る坂の町、尾道。

余りにも名が知られているだけに、「独自の発見!」の喜びは少ないけど。。
でもまだまだ奥が深いし、未知の可能性もある。
これで、僕の中では大好きな町の一つとなった。
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