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冬の陽だまりに咲く湘南ロード◆逗子~鎌倉・2008年1月

 2014-03-28
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ここしばらく続いた怒涛のような忙しさも、す~っと波が引いていくように、
ほんの少しだけど穏やかになってきた。
やらなきゃならない事は山積みだけど、つかの間の安息日。

そして季節は初春から着実に盛春に向かっている。
もう少ししたら、東京も桜色に染まる。桜の季節とは、ある意味「祭り」だ。
僕にとっては「静かに狂える」特別な意味を持つ。
それを迎える前に、1編だけ過去ログをUPしてみようと思う。6年前の、冬の湘南ロード。
今の気分としては、これが一番しっくりくる。
ブログとしても、しばらく「海」から遠ざかっていたしねっ☆[゜ー^]

何にしても「先取り」は面白いけど、僕はこと季節に関しては「ディレイ(遅れ)」を好む。
世界一と言っていい程のくっきりとした四季を持つこの国では、目まぐるしく季節が変遷する。
だからこそバタバタと慌てないで、
最後の最後まで、絞り尽くす様に過ぎ行く季節を味わっておきたい。

今で言えば、晩冬~初春。季節の変わり目は、とてもノスタルジックな哀愁を伴う。
そしてその「象徴的ビジュアル」が、今の気分では湘南の海岸べりなのだ。
鎌倉の海岸生まれ(しかも1月)の僕だからこそ、なおさらその郷愁が強いのだろう。 

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流れていく。風の中を。
冬の穏やかな光に包まれ、気分も風景も現象も何もかもが・・・。
心がス~っと開放されていく。

取り留めのない曲をハミングする。
自分でも『えっ?』っていう曲を、無意識にくちずさんでいる時が一番楽しい^^
この時は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「雨を見たかい」という懐かしい曲。
甘酸っぱい郷愁が風に流され、一瞬一瞬が全てに自由で気ままだった♪

その先に何があるのか? たいした目的地もない。
ふっと感じる「インスピレーション」さえあればそれでいい。
店のファサードや海の光、人の姿、それらが綺麗だなと感じる「風景」となって、
ただ流れ去ってさえくれれば・・・。


◇ ◇ ◇
その日、湘南を自転車で流していた。
スタートは逗子。そして今回は西に進路をとり、鎌倉の方へ向かった。
(東の進路は葉山だ)
特に目的地の無い気ままな旅だが、一つ行ってみたい所があった。逗子マリーナ。
ここにはホロ酸っぱい思い出がある。
まだ多摩美の学生だった頃、ここをロケ地として映像を撮った事があったのだった。

当時は極貧の学生で、海外旅行もまだ。「南の島、リゾート」への憧れを、
東京の近くで一番体感でき、生でイメージできる場所がここだった。
そびえ立つようなパームツリーの道。海岸沿いの潮風を含んだエキゾチックな陽光。
その映像とは、男が一人ただ向こうから走ってくるだけのシンプルなコンテ。
BGMはキャメルの「ブレスレス」。

そして無事撮影が終わった後、クラブハウス越しに、
真っ青に染まった「コバルトの大気」を見たのだった。
おそらくその日、夏の日の夕暮の後に気まぐれにやってくる、
その一瞬の「不思議なブルー」を、
意識として初めて見たような気がするのだ。


そしてその1年後に3ヶ月かけて、生まれて初めての海外旅(北米大陸・往復横断)の旅に出た。
僕にとっての「原点」のような旅。
その時の僕のベクトルは、インドでもアフリカでもアジアでもヨーロッパでもなく、
憧れの先端は常に「アメリカ」だった。
少年時代に食入る様に読んだシートン動物記、大好きな開拓時代の西部劇、
男臭いカウボーイ、瑞々しくおおらかな大自然、自由、カリフォルニアの乾いた空気感。
そしてクリエイティブの本場ニューヨークと・・・。

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約30年ぶりに通りすがった逗子マリーナ。
その年月を視覚で捕らえる事ができる訳だから、やっぱり『年をとるのも悪くない!』だ!
椰子の木は当時のままのようにそびえ立っていた。ちょっとシュールな郷愁・・・。
そしてGRAND BLUEという店の前で、1本の煙草を吸った (´_ゝ`)y-~~~ 

当然、当時はなかった店だけど、今回は情報としては知っていた。
エーゲ海のミコノスをベースに、メキシコのカボサンルーカスを混ぜ、
チュニジアのエキスを数滴垂らしたカクテルのようなテイストだ。

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更に海岸線を行く。冬の海は、一年で一番「青」が見える。
ふっと「何か」を感じた店を愛でながら、風のように流していく。

冬だからこその陽だまりの中にある、
「イメージとしての夏」が心地いい。


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ハッとする程の、美しくてシックなバランスの店もある。
この色と、この空気感・・・これぞ湘南ロード!

サーファー達が、海と空の境界の彼方に漂っていた☆彡

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しいて言うなら、材木座のこの店あたりが僕っぽいかな^^
「気取らない、晒されたカジュアルな手造り感」って言ったらいいのかなぁ♪

ただ平日のせいだろうか、ガラ~ンと閉店中だった・・・。
この半分朽ち果てたような状態で、静かに営業してくれてたら最高なんだけどなっ☆[^ー゜]  
その辺で、犬や猫が暇そうに寝そべっていてね。 
それなら平日限定で、行くぞ!(爆)

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陽が傾き、海には照り返しの光がキラキラと。
目の覚めるような青は期待できなくても、この時間帯になると、
湘南の海は俄然存在感が出てくる。

「灰色の海」だからって、なかなか侮れない (≧∇≦)

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この日は、材木座、由比が浜、鎌倉と進み、
Uターンして、また帰りにマリーナに寄る。
同一場所での色彩の移ろいを感じる事・・・それもまた旅の醍醐味^^

しばし、「南の島」へタイムスリップする。

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海が朱に染まっていく。湘南の海の真骨頂だ!
サーファー達も三々五々、引き上げてくる。
「終焉」にこそ味わいがある。


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そして最後まで、その色を見届けよう!
夜になる前の、トワイライトの時空の中に漂いながら。

ギリギリまで、本当にギリギリまで・・・。
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美大生時代の、逗子マリーナの思い出の回想。。久しぶりにとても興味深く読んだ。
そう、この時にすでに「南の島」への強い憧れが宿っていたのだろう。
そして、このささやかな旅の空気感や情景が、ブログを通して蘇ってくる。
それはとても心地いい、不思議な香りを放つ。

更にもう一つ。学生時代、毎年夏に仲間たちと伊豆七島の式根島に行っていたのだ。
新島でも神津島でもなく、七島の中では一番ぐらいに小さい式根島に。
僕にとっては、当時唯一行ける事のできた「仮想・南の島」だった。

そしてこの当時の「小さい事へのこだわり」も今振り返ってみると、とても面白い。
何せ、今や「世界で一番小さいリゾート・アイランド:ジープ島」を
プロデュースしているのだから、ねっ( ̄▽ ̄)b



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