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カフェ・ノスタルジア◆門司・下関(前編)

 2013-11-27
角1 角2 角3

最近入手したフルート奏者の赤木りえのCD。その中の「カフェ・ノスタルジア」という曲をよく聴く。
ジャンルで言えばラテンジャズなのだけど、
様々にクロスオーバーし、どこか不思議な郷愁感がある。

ほぼ毎月行く旅の目的地は、だいたい直感で決めることが多い。
今回はこの曲に負うトコロが大きかった。季節的にもアンニュイな気分。
であれば、歴史のあるレトロな海峡の街がピッタリ。まさにノスタルジックではないか!
更に初めてっていうのが、いいねぇ。想像力が膨らみワクワクしてくる。(^◇^)

歴史のある港町というとすぐに浮かんでくるのは、以前行った北海道の函館、小樽、釧路。
九州では長崎。やはり東京から遠い最果ての地がいい。できるだけ遠くへだ。
そしてこの門司・下関、と。

6日間の旅だったので色々回り、書きだすとキリがない。
そこでかなり絞込み、今回と次回の2編でまとめてみようと思う。
で、前編はそのメインテーマのノスタルジックで感覚的な部分を。


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門司港に降りたって最初に目に付いたのが、この地ビールの店。
古い建物を利用したレトロ感がいい。


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実際に見る海峡の街は、都市化されて割と普通なのだけど、
こうして窓ガラス越しに映してみるとグッと郷愁をそそる。


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ビールの味は確かだった。
今回は昔のビール工場を利用した「ビール博物館」を訪れるなど、とても興味深い体験もした。
なんと、かつて「さくらビール」という全国区の銘柄もこの地にあったのだ!


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陽が沈みかけると、ぐっと海峡の街本来の「ノスタルジックなシズル感」が沸きあがってくる。


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そして完全に沈み終わった後が、またいい。


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ポツポツと明かりが灯り、
少しずつ暮れなずむ色彩の魔法の中に自らも溶け込んでいく。


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橋はそれ自体がドラマだ。


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行きかう人の流れ。


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水面に映る光のゆらぎ。


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夜になるまでのギリギリの時間の移ろい。


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「月」もまた重要な旅のお供。


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「今この瞬間」と「変わらぬ悠久の時間」を、その象徴としてクロスオーバーしてくれる。


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ただこの門司港、イマ一つ僕には物足りなかった。
古い建物は数多くあるのだけど、ポツンポツンと離れている事と、
お定まりにただ保存されたり、中が無味乾燥的に改装されたりで。。
「門司港レトロ」と銘打った商業的な垂れ幕と調和しない建物ばかりが目に付き、
肝心の都市創りのプロデュース力が中途半端で、もう一つ真に迫ってくるものがない・・・。

「今この時代」と「歴史」との、能動的な文化のクロスオーバーが希薄なせいなのかもしれない。。
何が面白いって、古いものと新しいものとの融合と摩擦。
そこから生まれるモノこそ「アート」なのだから。



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その答えを、このブリックホールが示してくれた。
昔の古いビール工場。そこを必要最小限だけ手を入れた多目的カフェバー。


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古いレンガと骨董的なインテリア。そしてシャープなガラス面とポップな看板。


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中も、いにしえの時を刻む歴史そのものといった広々とした吹き抜けで、中二階もある。
立体的でゾクゾクするぐらいイカした空間。
もう正直『やられた!』っていう感じ。完璧だ!☆[゜ー^]


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ちょうどラッキーな事に、この日ライブをやっていた。
「コンゲイロ・トレス・フーファーズ」というバンド。
アコースティックギター、タップ、パーカッションという異色の編成で、
変幻自在なグルーヴ感を産み出している。
シンプルな楽器と肉体だけを使った、フィジカルで感性の奥深くに届くライブ・パフォーマンス。
とても心を揺さぶられた。


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この演奏、この空間。予測しなかった現実、そしてフリーダムな時間。
これこそ「旅」だ!!
とても好きなノリだったので、思わずバンドのCDを買ってしまった(笑)


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一歩外に出ても、この歴史の詰まった建物郡は様々な余韻を表出してくれる。
この透明で高揚した気分は、絶対に「異郷を歩く旅の中」でしか生まれない。
何故なら、全てをOFFにし、純粋な目で見つめられる「心と体と時間の自由さ」があるから。


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このブログのメインテーマが『旅はアートする』。
色んな想いで付けた言葉だけど、今回はその一つの象徴だったような気がする。
 


◇ ◇ ◇

今回の旅を終えて、ある一つの想いが膨らんできた。
いい町、興味をそそる街は、旅人にとって、その地自体が「CAFE」なのではと。
例えばパリ。欧米人が何故あれほどまでに外に張り出した席が好きかというと、
空間自体が外に開かれているからでは、と。

室内の壁を見ながらだけじゃ面白くない。
ホッとしつつ、行きかう人々を眺め、街の空気に包まれる。
「CAFE」は、そのファジーな位置付けの曖昧さがいい。
となると、心が開かれている自由な旅人にとっては、
気に入ったトコロは全て「マイ・カフェ」に出来る事になる。これは面白い!


「BAR」を、もう店の中で飲むのはつまらんとして、「M’s BAR」を開く僕としては、
新たに「M’s CAFE」をやろうかと。
お気に入りのコーヒーと、ちょっとしたスイーツを用意して、ねっ☆[゜ー^]

・・・ん?まてよ?、となると、BARとCAFEの違いもかなりファジーだ。。
なんせ通常のCAFEでも普通にビールやカクテルを飲む人なので(笑)
「BAR」がじっくりと自分の内に入っていくのに比べて、
「CAFE」は外に自分が開かれていく場所の違いなのか?

ん~、・・・お~! その答えは、ほぼ毎年行く初春の奥日光・戦場ヶ原の中にあった。
一面の雪原。鳥の囀りと風のサウンドだけの真っ白い大地と青空。そして清々しい陽光。
誰も知らない最高のシチュエイションなのだ。
この時ばかりは酒ではなく、用意してきたホットコーヒーがたまらないぐらい美味い!
そっか~、もうすでに「M’s CAFE」をやっていたんだ。。

これは、時間帯の違いだけなのかもしれない。
まさに、昼はCAFEで夕方からBARになる「カフェバー」。
この店のスタイルが、全ての答えだったんだねっ( ̄▽ ̄)b

更にイギリス人も大好きな野山のピクニックも、ある種の「CAFE」なのかもしれない。。

またおいおいと、この件に関しては想像力を膨らましていこう。
まあこんな「ライト」な事を考えている時が、一番リラックスできるよねっ(´_ゝ`)y-~~~
 
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